3.8(19/89日目) F-1テレビ観戦
朝11時。
昨日のクラシコの結果と昼間に行われていたF-1の予選順位を知るために新聞を買い、海岸のベンチで確認した。ベンチ癒された後、腰を上げカフェに移動。昨日に続いて今日もスポーツ観戦である。
F-1中継のチャンネルに合わせてあるカフェを探し、ランチをしながら観戦。
サッカーに次いでF-1もヨーロッパでは人気のあるスポーツ。日本ではF-1は録画中継のため深夜に観るものというイメージだが、こちらでは真昼に生中継で観ることが出来る。それだけでもなんだか贅沢に感じてしまった。
観戦しながらゆっくりとプレート料理とカフェを味わい、2時間弱観戦して店を出た。
その後、夜行バスの時刻と料金を確認するためにバスターミナルに行ってみた。次の目的地であるバレンシアへは宿代を節約するため夜行バスで移動しようと思っている。確認したところバレンシア行きの夜行バスは22時に来るらしい。片道6,000Pts以上。
エステポナのフットボールスタジアムで地域リーグの試合を観ようと思っていたが、バス代に費用がかかってしまうので節約のため諦めることにした。
夕食は以前行ったことのあるチャイニーズレストランへ。
中華料理は食べ慣れた味でしかも安いので、日本の味が恋しくなったときに心とお腹を十分満たしてくれる。サラダに大盛炒飯、フライドチキンに食後のお茶が付いて800Pts、さらにサービスで食後に紹興酒も奢ってくれた。
ホテルに戻ると、ホテルを経営している家族が全員でロビーのソファに集まり、テレビに夢中になっていた。オフシーズンはホテルのロビーが家族のリビングのようになっているらしい。
通り掛けに何を観ているかとチラ見してみると、サッカー中継などではなくドラマを観ているようだった。もしかしてこれがスペインの視聴率30%以上の人気を誇るというドラマ「La casa」(確かそんな名前だったと思う)であろうか。
皆食い入るように観ていたがもちろん自分は楽しめそうになかったので素通りして部屋に戻った。
そういえばスペインのテレビは、時間通りに始まらないことが多いので、予約録画機能があまり役に立たないと本で読んだことがある。生放送のバラエティ番組などで企画が盛り上がったりすると、2時間番組の予定だったものがノリで1時間延長なんてことがよく起きるらしい。いかにもラテン系といった感じである。
(※当時のビデオの録画機能は、「番組」ではなく、「時間」で予約録画する方式だったので、延長されると後の番組を録画していた場合全部撮れなくて困ったものである。)
5泊したこのホテルも明日にはチェックアウト。最初の約束通り一度もクリーニングは来てくれなかったが、基本乾燥しているので汗臭くもならないし、快適なまま5日間を過ごす事ができた。
部屋の洗面台の水圧が少なかったが、このホテルだけの事ではなく、アンダルシアは雨が十分に降らないため慢性的な水不足とのこと。「水」に不自由することが少ない日本は、それだけで贅沢な暮らしをしていると言えるのかもしれない。
本日の出費
昼食 800Pts
夕食 800Pts
新聞 125Pts
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