ジコブンセキ?
「自己分析は大切だ。」
就職活動中に何度も言われ続けた。
自分の強みや弱み
自分のしたい事やしたくない事
自分のできる事やできない事
自分のなりたい自分
自分が社会に出て何を成し遂げたいか
過去の自分の経験
さぞ大切なことであろう。
自分の人生観や価値観を見つけることは。
僕も例によって自己分析を行った。
その結果
自分の強みや弱みが見つけた。
自分の成し遂げたい事を見つけた。
過去の経験で自分を知れた。
そして、就職活動をした。
1つだけ入りたい企業が見つかった。
最終面接で落ちた。
え…?
この時は本気で入りたかった。
社会をもっと良くしたかった。
自分の成し遂げたい事を実現したかった。
そして絶望した。
結果を通して
絶望してから立ち直るのは早かった。
当たり前だ。
自己分析をした結果もそうだったのだから。
そしてもう一度、やりたい事を探す。
見つかった。
と、同時に大きな疑問が服のように自分を覆う。
就職するためにやりたい事を
過去を振り返り、探す。
そして見つかるのだ。
何故だ?
僕は就職のためにやりたい事を生み出している。
それに気づいた時、果てしなく恐怖した。
本来眠っていたやりたい事が就職活動というフィルターを通した結果、ねじ曲がってしまう。
ねじ曲がったやりたい事を本当にやりたい事と思い邁進する。
数十年後に、人生でもしも我に返り、ねじ曲がっていたと気づいたら、恐らく僕でも立ち直れないだろう。
ここに至って、僕は少し変わった気がする。
他人に1ミリも興味が湧かない
今の自分を認め、
自分の考えを言語化出来た時に快感を覚える
今の自分を認めることができた。
結論
自己分析には過去はいらない。
積み上げてきた今があるから。
就職活動には夢はいらない。
ねじ曲がる恐れがあるから。
最終面接には期待はいらない。
どうせ落ちてしまうから。笑
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