スキキライ
人には好き嫌いがある。
小中学生
僕は小学生の頃、
好きな人達がいた。
反対に、
苦手な人達がいた。
中学生になっても同じだ。
高校生
高校生になって、1人になった。
(僕の中学から僕の高校へ入学したのは僕1人だった)
未知の世界。
全てを受け入れざるを得なかった。
ここで僕の中で何かが変わった。
めっちゃ好きな人達が居て、
それ以外は”それ以外の人達”になった。
(もちろんどうしても苦手な人はいる。)
めっちゃ好きな人達には
自分の最大限の好きな感情を表現し
ふざけ合い、笑いあった。
それ以外の人達とは
仲違いは決してせず
しかし自分を表現することもない。
常に”良い人”であろうとした。
”良い人”くらいの自分は表現していたけど。
この頃からだろうか。
食わず嫌いが治ったのは。
食わず嫌い
僕は生まれてから
チーズ
マヨネーズ
フレンチドレッシング
シーザードレッシング
山椒 etc…
がとても嫌いだった。
高校生になって
山椒を食べてみた。
「まぁ好きな味ではない。」
「ただ、山椒とはこーゆー味であって、これを好きな人達が居る」
と、想像すると何故か食べられた。
ポテトサラダ、ピザを食べた。
ただ、チーズとマヨネーズは生理的に受け付けない。
口に入れた瞬間に戻しそうになるのだから仕方がない。
しかし、ポテトサラダとピザは食べられた。
加熱や加工がされると食べられるのだ。
自分の嫌いなものは、誰かの好きにあたる。
どうしても愛せなかった人は誰かの恋人である。
仲良くなれなかった人にも親友がいる。
嫌いな人もいるのが高校で
その高校が好きな自分もいる。
そして今
温かみのある美味しい食事とお酒をあてに
自分が愛せる自分を愛してくれる友人
と共に話すことが幸せだ。
それ以外のことや人に興味が無い。
本当に興味が湧かない。
チーズなんて必要ない。
僕がチーズを嫌いだと知ってくれていれば。
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