ライブ用耳栓のススメ。
この記事はHSPの人にも、そうでない人にも。
HSPの人は鋭敏な感覚に差がありますが、僕は特に聴覚が敏感です。
人が立てる音、足音や物を置いたり動かしたり、声で、その人の「人となり」がなんとなくわかります。
音に実体があるかのように耳に刺さるように感じることもあり、ストレスを溜めないように、普段、街中を歩くときもスマホのイヤホンをしています。
音楽を聴くこともありますが、無音の状態で付けていることが多いです。 iPhone付属の普通のものですが、外の音は聞こえるけど、ある程度の緩衝材になって音の鋭さが緩和されます。
コンサートで耳が痛い……
もうだいぶ昔になるのですが、知り合いから誘われて某グループのコンサートに行った時のこと。
びっくりしたのが、高音のかすれたようなシャカシャカした音(音というより振動そのもののような)が痛すぎて、みんなは聴こえてないのかな?と不思議なくらい。
いままでアコースティックのライブしか行ったことがなかったので、こんなに音が痛いとは思っていなかったのです。
なんとか公演は耐えたのですが、会場から出た後も、しばらく耳が聴こえにくい状態でした。
急性音響性難聴・音響外傷
帰ってからネットで検索してみると、
「急性音響性難聴」「音響外傷」という言葉が。
ロックバンドなどの大音量でなることから「ロック難聴」とも言われているようです。
大きな音で耳がダメージを負っている状態で、ひどい場合にはめまいなどの症状がでるとのこと。
また、繰り返してしまうと「聴力が失われてしまい、二度と戻らない」という怖いことも書いてありました。
聴力が全て失われるわけではなく、特定の周波数のみ聞き取れなくなることもあるそうです。
ライブ用の耳栓(イヤープラグ)
ネットで検索していたら、「音楽用の耳栓」というものがあるのを知りました。
さっそく購入。
普通(?)の耳栓と違って、完全に遮音するのではなく、大きすぎる音や高音をカットしてくれるもので、実際につけても普通に会話は聞き取れますし、音楽もそれほど変化なく聞こえます。
この写真の錠剤のような小さなものが「フィルター」で、これがキモのようです。
これをサザエみたいな形のプラグにつけて、耳に入れます。
大小2セットのプラグがついていたのですが、僕は小さい方でぴったりでした。リブがついているので、耳から外す時も簡単です。
後日、実際にこれをつけてコンサートに行きました。
実際どれくらい音質に変化あるのかな?と曲の途中で、外したり着けたりしましたが、ボリュームは下がるけど聞こえにくくなるような感じはなく、まったく問題無しでした。
公演後も耳に違和感が残ることもなく、買ってよかったなと。
よくライブなどに行く人はぜひ耳栓を
野外より、ライブハウス、ドームなどのクローズドの空間のほうが耳に負担がかかるように思います。
大きなライブでなくても、耳にダメージを残さず長く音楽を楽しむためにも耳栓をおすすめします。
僕が購入したのはこれ。