レコード店主をやってみました
レコード店主をやってみました・・・とは言っても「ひと棚店主」というものです。こちらの
note https://note.com/tentrecord/n/n705246e3b63a でも紹介されている「シェア型(棚貸し)レコード店」、西荻窪にあるシェア音楽棚tentさんのひと棚です。詳しいシステムはtentさんのnote投稿をぜひご覧になって下さい。
tentさんの存在は開店当時から知ってはいたのですが、なかなか参加に踏み切れず、出棚決意の矢先、tent店主さんのご都合で2024年5月末をもって閉店となるとのことでした。新聞、雑誌にも取り上げられて話題にもなっていたお店なのですが、非常に残念です。しかし、2024年3月始めに出棚しました。ですから3か月弱の「ひと棚店主」です。
「棚貸し」ということで、自分の専用棚に好みのレコードを出品して販売、自分がこれまで所有してきた好きなレコードやCDを出品しますので、中古ということになります。私はどちらかというと「広く浅く」、という感じではなく、「狭く深く」という感じで特定の音楽・ジャンルを掘り下げて聴いてきたので、場合によってはそのレコードが再発された場合、購入することがあり、複数枚数になったりすることがありました。それを出品したりしています。
もちろん利益など求めていません。自分の好きだった音楽・ジャンルを知ってもらいたい、聴いてほしい、いわゆる音楽評論家気分です。ですから、簡単な自分なりのレコード紹介・説明文を付け出品しています。
昨今のアナログ・レコード・ブームもあり、若者の中でもレコードを買い求める方が増えてきているそうです。自分が若かった頃、街中には大体小さなレコード店がありました。西新宿の辺りには輸入レコード店が多く存在し、学生時代は1日巡るのが楽しみでした。
レコードはそのジャケット・アートも含め、一つの作品だと思っています。また、A面・B面とあるように、アーティストがアルバムのコンセプトに合わせ、曲順を考え、構成を考えているものだったと思います。CDの時代になって、そのデジタルな音と、レコードと違い針のノイズが入らないこと、そしてコンパクトさに最初は魅力を感じましたが、レコードで音楽を聴いてきた世代からするとやはりレコードに戻る、という感じでしょうか。
さて、tentさんでは出棚名を付けることができるのですが、「自分の好きな音」ということで「MY FAVORITE SOUNDS」と付けてみました。