【AHFE2023】3年ぶりの国際学会での口頭発表で英語のモチベーションが高まった旅
2023年7月20〜24日にサンフランシスコで開催された応用人間工学の国際会議(AHFE 2023:International Conference on Applied Human Factors and Ergonomics Conferences)に参加した。
国際学会は3年ぶり、サンフランシスコに来るのは3回目。
英語はできないけど、初めて英語で口頭発表をしてみた。
「How to set up design skills in IT company(IT企業におけるデザインスキルの設定方法)」という研究で、デザインスキルを整理して、ワークショップでスキルの要素を出してまとめるという方法を実験した内容について発表した。
1日目
宿泊したホテルは学会の会場にもなっている、San Francisco Marriott Marquis。
フライトは9時間くらいで意外と早かった。
飛行機ではあまり寝れなかったのでちょっと休む。
1日目は学会のセッションはないので、サンフランシスコ近代美術館とチャイナタウンに行って中華を食べる。
2日目
発表のセッションはまだなく、チュートリアルセッションという、講師の人が講義をするセッションが行われていた。
お金を払うと講義を聞けるらしい。
会場ではコーヒーとマフィンがいただけるので、午前中はコーヒーを飲みながら受付のフロアで発表の準備などをしていた。
受付のフロアが作業するのになかなか快適だった。
午後は外に出てフェリー乗り場まで散歩して、お土産を見たりしていた。
ここは以前も来たことがあったので、懐かしさもあり、新しい発見もあり楽しかった。
夜はオープニングセッションとレセプションパーティーで夕食をいただいた。
明日から発表のセッションが始まる。
朝一の8:00スタートのセッションを見たいと思っているが、夜の1:00頃になっても眠くないという状態で、完全に時差に適応できていなかったがいったん寝た。
3日目
なんとか起きて8:00のセッションを見に行った。
他にも面白そうなセッションをいくつか見に行った。
自分の発表は明日なので、発表の雰囲気を確認できたのは良かった。
一方で緊張感も増してきたので、けっこう疲れた。
ランチは「スーパーデューパーバーガーズ」というところで、本格的なハンバーガーを堪能した。
マフィンとハンバーガーしか食べていないということになると、野菜的なものが食べたくなり、また中華を食べに行った。
海外での中華は安心感がある。
ついに明日、自分の発表があるので、少し準備をして寝る。
4日目
発表した後の質疑応答に英語で対応できるのかが一番不安だったが、質問は出ず、あっという間に自分のセッションは終わった。
もう一つ不安だったのが、自分のセッションのCo-Chair(共同座長)になっていたことだった。
Co-Chairは発表の進行、質疑応答、ディスカッションを促すような役割になる。
同じセッションで発表するトルコのプロダクトデザイナーの方と共同で座長になっていた。
発表の30分前くらいに話して、トルコの方に進行をしていただいて助かった。
発表が終わって安心した一方で、あらためて英語の聞き取れなさ、話せないもどかしさを感じて、英語を練習したいというモチベーションは高まった。
今回はあまり観光はしなかったけど、焦らず、また来ればいいかなと
思う。
来年のこの国際会議はフランスのニースで開催されるということなので、来年も参加したい。
それまで、英語と研究をアップデートしていければと思う。
いろんな意味で刺激を受けた国際学会の旅となった。
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