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こんな福祉サービス、あればいいな

僕はとある医療機関で、オープン就労(障害を開示しての就労)で事務補助のパートをしています。今回は、オープン就労の障害者として、「こんな福祉サービスがあればいいな」と思うものを書いていきます。

キャリアアップするための高いハードル

さて、僕が今の配属先でキャリアアップしていくためには、とある資格を取得する必要があります。

この資格は、試験に合格すれば取得できるのですが、試験を受けるにはあらかじめ受験資格を満たしている必要があります。受験資格を満たすためには、2年間の通信教育を受講する必要があります。

この通信教育の受講料が、時給が最低賃金+1円の僕にとって、とても高いハードルとなっています。

なので、今の配属先にいる限り、キャリアアップを望めそうにないのです。

もし僕が無職なら…

僕の例は極端かもしれませんが、就労中の障害者がキャリアアップを望んでいるにも関わらず、知識や技能、技術を取得するための費用負担がネックとなり、キャリアアップを諦めざるを得ないというケースもあると思います。

もし、僕が無職であれば、就労移行支援事業所が実施している就労移行支援などのサービスを、障害福祉サービスとして受給できます。

僕も過去に、地元の就労移行支援事業所に1年ほど通所していましたが、利用料金は1割負担(残りの9割は公費負担)でした。

また、障害者高等技術専門学院や障害者職業能力開発校だと、授業料は無料で、就労に必要な知識や技能、技術を取得することができます。

つまり、無職の障害者を対象とした就労支援には、さまざまな事業主体がさまざまな就労支援を、格安、もしくは無料で実施しています。

障害者キャリアアップ支援サービスがあればいいな

その一方で、就労中の障害者のキャリアアップを支援するサービスについては、ほとんど聞いたことがありません。

就労中の障害者が、費用を気にすることなく、キャリアアップに必要な知識や技能、技術を取得できる。そんな「障害者キャリアップ支援サービス」があればいいなと思います。

障害者キャリアアップ支援サービスですが、通所型に限定せず、通信教育やオンラインスクールに門戸が開放されれば、さまざまなハンディキャップをもった幅広いユーザーが受講できていいと思います。

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