Asper boyのイチ推しアーティスト・応援ソングライターYu-ka
「曖昧 が見えないよ」
その言葉を悲しそうに呟く君
今のこの曖昧な状況をどう言葉にすればいいのか?
適切な言葉が見つからない…
昔から、他の人に相談するときによく抱える悩みでした。
「ええっと、どう説明すればいいのか?」
アタマの中で、状況を説明するのに適切な言葉を必死に探しながら、次第に疲弊していく…
けれども、なかなか言葉にできず、相談にならないことも。
時間だけが過ぎて、問題は解決しないまま。
相手に対して申し訳なく思うし、自分が情けなく感じることも多いです。
そんな僕の気持ちをすぅ~と表現した、冒頭の歌詞。
初めてこの曲を聞いたとき、「自分の気持ちをこんなにも代弁してくれる曲があったとは!」と大いに驚きました。
曲のタイトルは、『asper』。
歌っているのは、応援ソングライターのYu-ka。
・言語化できない、曖昧な状況だと戸惑う
・非言語的なメッセージや相手の状況・意図をつかみにくい
僕がアスペルガー症候群という診断を受けたとき、心理士から上記のような特性を伝えられました。
そんな僕の特性を、そのまま、ありのまま包み込んでくれる。
この曲を聞くとそんなふうに感じて、ホッとします。
言語化できない、曖昧な状況だと戸惑う一方、言語化することが得意という一面も持っています。
そんな一面も彼女は逃すことなく、歌詞にしています。
皆んながもつ定規📏に名付けると
諍いが無くなるんじゃないかと
ついに君は一つひとつに
名付けて皆んなの顔がほころんだ
Asper boy Asper girl
見えやすくするのが得意な君
Asper boy Asper girl
Appears your tenderness
見やすくする、つまり「言語化する」ことが得意な君。
その君の特性をどんどん、活かしていけばいいんだよ。
そう彼女が僕に歌いかけてくれる。
僕はそう受け取っています。
そう。僕自身が、Asper boyなのです。
彼女自身も、歌詞についてこう解説しています。
#曖昧 な言葉が苦手な傾向がある。
でも、その分明確化・明文化が得意で、
#マニュアル 作りに長けている方が多いのではないかと、私は思います。
そう言えば、先日も、求人の応募書類の自己アピール欄に、「マニュアルを作るのが得意で、前職でも評価して頂きました」と書いたなあ~
明文化されない、非言語なやり取りは苦手。
その一方で、明確化・明文化することが得意。
アスペルガー症候群の人に多い特性だと思います。
そんなアスペルガー症候群の特性を、そのまま、ありのまま包み込んでくれる。そして、それを解き放とうとする自分の背中を押してくれる。
『asper』はそんな力を持った曲です。
『asper』が収録されているのは、彼女の1stアルバム『でこぼこ道』。
このアルバムには、発達凸凹(発達障害)を持つ方や周りの方を応援する『はったつソング』6曲が収録されています。
Yu-kaのプロフィールはこちら。
この番組は、見えやすくするのが得意なAsper boy(つまり俺!)の提供でお送りしました(笑)