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トシヤの書評:『勉強の価値』
今回は、『勉強の価値』の書評です。
本書を読んでの一番の気づきは、「勉強の価値」とは一体、どういったものかについてです。
本書では、本当にどうでも良いこと、小さなこと、誰も目を向けないようなことをテーマにして、徹底的に調べたり、あるいは試したりする「個人研究」に取り組むことを薦めています。
個人研究のテーマが決まると、研究のためには、どうしても身に着けなければならない知識や技術が判明してきます。
だから、それらの知識や技術を勉強したいと思うようになります。そうなって初めて、その勉強の意味が浮上し、価値が生じてきます。
そうようにして、各自が取り組むべき勉強の価値が明らかになれば、勉強に励みやすくなりますね。
p.28 自分が作りたいものがまずあって、そのためには、どうしても釘を打たなければならないことが判明する。だから、釘の打ち方を勉強したい。そうなって初めて、その勉強に意味が浮上し、価値が生じるのである。
⇒☆自分が作りたいものとは一体なんだろうか?
p.91 得意なものと不得意なものがわかるだけでも、非常に重要な情報を得たことに等しい。自分を知ることは、生きていく上で最大の武器となる知性の一つであり、教養の基本でもある。
⇒☆今、自分を知るために読書をしている節があるが、そんな自分を勇気づけてくれる一文♪
p.201 今でいえば、一パーセントは、人間が担当し、残りの九十九パーセントは、機械やコンピューターが担当してくれる、といったところだろうか。
それくらい、人間にとって大事な才能が、この「発想」する力なのだ。
⇒☆では、どうすれば発想力はつくのだろうか?やはり考え続けていくことを重ねていくしかないのだろうか?
p.222 本当にどうでも良いこと、小さなこと、誰も目を向けないようなことをテーマにして、徹底的に調べたり、あるいは試したりする、というのが、個人研究である。
⇒☆この一文を読んで、個人研究がやってみたくなり、新しいマガジンを創ってみました~♪
p.222-223 そのとき、「何をしようか」と考えることも、既に研究の始まりだ。じっくりと時間をかけて考えてもらいたい。
⇒☆ほんと、何をしようか?考えるだけでもワクワクしてくる♪
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