オットー_ネーベル

折々の歌詞(102)

そいつは立ってた。そして 突然現れた。/「オマエハナンダ? ココハドコダ?」吃驚したぜ。

 エレファントカシマシ

「生命賛歌」(2003)「俺」の前に出現した正体不明の「そいつ」は「バケモノと決まった」が、
実は「俺」と同じように、おのれの存在を持てあます孤独な「ヒト」であり、迷子のようにとまどっているばかりか、
「オマエ・デッケェナ」、「オ・レ・ニ・チ・カ・ラ・ヲ」「オ・レ・ニ・ユ・ウ・キ・ヲ」と「俺」を奮いたたせ、祝福する「俺」の影。
さしずめ、実存的一人相撲。

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