『東京リベンジャーズ』 (1) ヒロイン、行動理念、郷愁
おもしろい。
簡潔なセリフにキャラクターが生きている。
行動、事件にキャラクターが生きている。
説明ゼリフが少ない。
主人公「タケミチ」の行動理念がシンプルながら共感できる。
ヒロイン「ヒナ」が非常に魅力的。
恋人のためという動機は家族愛(妻、親、子供)から数段おとるが
このヒロインのためなら命をかけるのも分かってしまう。
すでに死んでいるので
魅力を感じれば感じるほどせつなくもなるのも効果的。
リアリティーがある。
「嫌い」と言いながら
姉のために警官になるというのは
これ以上ない愛情の表現。
リアリティーがある。
いくら悪くても自転車なのがかわいい。
『今日から俺は!』に似ている。
セリフが生彩をはなっている。
荒木飛呂彦『荒木飛呂彦の漫画術』における王道、プラスの法則が発動している。
冒頭の主人公「タケミチ」の境遇からはプラスになるしかない。
絵がうまい。
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