久地井寿哉(健康評論家)

独立研究者・健康評論家/ 東京大学医学部卒業後、同大学院医学系研究科博士後期課程を修了…

久地井寿哉(健康評論家)

独立研究者・健康評論家/ 東京大学医学部卒業後、同大学院医学系研究科博士後期課程を修了。東京大学大学院医学系研究科客員研究員を経て、現在は独立研究者として活動中。健康寿命の延伸やQOL向上の実践的なアプローチを提唱。著作には「人生100年時代のポジティブソリチュードのすすめ」など

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ようこそ!コヒーレンスの旅へ:未来への一貫した道筋を描く

こんにちは、健康評論家の久地井寿哉です。みんなからは、「ときん」さん、と呼ばれています。どうぞよろしくお願いします。将棋の「と金」のように、成長し新しい力を発揮し続けるために、皆さんと共にコヒーレンスの旅を続けていきます。過去、現在、未来を繋ぐ糸を見つけ、人生に希望を育む力を一緒に探求していきましょう。 振り返り:コヒーレンスという「繋がり」の力 これまで、コヒーレンスとは何か、そしてそれが私たちの人生においてどれほど重要かをお話ししました。クレイジーキルトのように、一見

    • ようこそ!コヒーレンスの旅へ:過去・現在・未来を繋ぐ糸

      こんにちは、そしてようこそ!今日は、あなたと一緒にコヒーレンス(首尾一貫感覚)という重要なコンセプトについて考える旅をスタートします。コヒーレンスとは、私たちが日々の出来事や感情を一つの「繋がった物語」として理解し、それがどのように未来へと続いていくのかを考えるための力です。 まず、自己紹介をさせてください。私は久地井寿哉(くちいとしや)といいますが、将棋が好きなので、ぜひ「ときん」と呼んでください。将棋で「と金」は、駒が成長して新たな力を発揮する大切な駒。私も皆さんと共に

      • ホテルで仕事に集中できない?実はそれが成功へのカギだった!

        はじめに ホテルで仕事をする機会が増えた昨今、多くの人が感じる共通の悩みの一つが「集中できない」ということではないでしょうか。私もその一人で、最初はホテルでの作業環境に不満を抱いていました。静かすぎる部屋、ベッドの誘惑、時にはWi-Fiの不安定さにイライラしたこともあります。しかし、意外なことに、その「集中できない」状況が、私の生産性を飛躍的に向上させるきっかけとなりました。この記事では、私自身の体験を元に、予想外の方法で効率を上げるテクニックをご紹介します。 完璧な環境は

        • 他人の怒りによって傷ついたあなたへ:心を守るためのリフレーミング7つの方法

          誰かから怒りをぶつけられたとき、私たちは深く傷つくことがあります。怒りはときに言葉や態度となって表れ、相手の苛立ちに巻き込まれると、心に大きなダメージを受けることも。けれども、その怒りをどう受け止め、どう対処するかによって、心の傷を軽減し、癒すことができます。ここでは、他人の怒りによって傷ついたときに、あなたの心を守り、前向きに捉えるためのリフレーミング(視点の転換)の方法を7つ紹介します。 1. 「相手の感情」と「自分の価値」を切り離す 他人の怒りは、その人自身のストレ

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          教師や指導者が感情をコントロールして信頼を築くための7つのステップ

          教育や指導の場で、教師やコーチは時にフラストレーションを感じ、感情的になってしまうことがあります。しかし、指導者として冷静に対処することが、生徒やチームメンバーとの信頼関係を築くためには不可欠です。ここでは、教師や指導者が感情をコントロールし、より良い指導を行うための7つのステップを紹介します。 1. 冷静に状況を把握する 怒りやイライラを感じた時こそ、一旦その場で立ち止まり、状況を冷静に見つめ直すことが大切です。「何が起こっているのか?」「なぜ自分はこう感じているのか?

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          退職後のシニア男性がイライラを和らげる7つのヒント

          退職後の生活は、社会的な役割が変わることでストレスや不安が増え、特に家庭内でイライラが募ることもあるかもしれません。そんなシニア男性が穏やかな日々を送るために、感情を落ち着け、生活を充実させるための7つのヒントをお伝えします。 1. 新しい役割を見つける 退職後は、これまでの仕事での役割がなくなり、空虚感を感じることがあります。そのため、新しい趣味やボランティアなど、自分に合った新しい役割を見つけることが大切です。 2. 感謝の気持ちを日常に取り入れる 小さなことでも

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          スポーツや趣味のチームリーダーが怒りをコントロールする7つのステップ

          スポーツや趣味の場でチームを率いるリーダーは、思い通りにいかない場面でイライラしたり、つい怒ってしまうことがあります。しかし、感情的になることで、チーム全体の雰囲気や成果に悪影響を与えることも。そこで、感情をうまくコントロールし、チームを成功に導くための7つのステップをご紹介します。 1. 「リーダーシップ」と「感情」を分ける意識を持つ リーダーとしては、冷静な判断が求められます。感情的になる前に、「これは自分の役割としてどう行動するべきか」と考える習慣をつけましょう。リ

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          更年期を迎える女性が怒りをコントロールするための7つのヒント

          更年期に差し掛かると、感情が不安定になり、特にイライラや怒りが頻繁に起こることがあります。この時期を穏やかに乗り越えるために、感情をどう管理すればよいのか、7つのヒントをお伝えします。 1. 深呼吸で心を落ち着ける 怒りがこみ上げてきたら、まずは深呼吸をして気持ちを整えましょう。呼吸を意識するだけで、心と体がリラックスし、冷静に対処できます。 2. 感情の波を理解する 更年期特有のホルモンバランスの乱れが、感情に影響を与えていることを理解し、それを自分で把握しておくこ

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          若手管理職が陥りがちな怒りのマネジメント7つのコツ

          管理職やリーダーポジションに就いた若手社員は、プレッシャーや責任感からつい怒りやすくなることがあります。職場でのストレスが増える中、冷静さを保つためには感情のマネジメントが重要です。ここでは、そんな若手リーダーが感情をコントロールし、職場で信頼を得るための7つのコツをご紹介します。 1. 感情を一呼吸でリセットする 怒りを感じた瞬間に反応するのではなく、一旦深呼吸をして心を落ち着けましょう。数秒の間を取ることで、冷静な判断がしやすくなります。 2. プレッシャーを分析す

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          怒ってばかりの「おじさん」のあなたに贈る、嫌われない7つの方法

          日々の忙しさや責任の重さで、つい怒りっぽくなってしまうことは誰にでもあります。しかし、怒りを頻繁に表に出すことは、周囲の人との関係に悪影響を与え、結果的に「おじさんだから仕方ない」と思われ、距離を置かれる原因にもなりかねません。そんな状況を改善し、周囲から嫌われないためには、自分自身の感情に向き合い、少しずつ工夫を取り入れることが大切です。ここでは、怒りをコントロールし、周囲から信頼され、愛されるための7つの方法をご紹介します。 1. まずは深呼吸をして落ち着く怒りを感じた

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          怒ってばかりの母親のあなたに贈る、心を軽くする7つの方法

          日々、母親として多くの役割をこなし、さまざまな責任を抱えているあなた。そんな中で、ふと怒りを感じてしまうことは決して珍しいことではありません。それは、あなたがたくさんの役割を果たそうと頑張っているからこそ、心に大きな負担がかかっている証拠です。そして、その負担を軽くするためには、あなた自身の「役割」と「能力」にしっかり目を向けることが重要です。 「役割」とは、母親として、妻として、あるいは仕事を持つ女性としてのあなたが担う責任や期待のことを指します。そして、「能力」とは、こ

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          ストレスはたまる、は本当か?マニアックな視点でストレスを考える。

          ストレスは目に見えないものですが、だからこそ非常に危険ともいえます。私がこの問題を意識したきっかけは、大学院生時代、NHKの調査データをもちいた実態調査のプロジェクトをに関わり、生のデータから、ストレスの正体を可視化できないかと考えたことが始まりでした。当時の最新のデータサイエンスとデータアナリティクスの技術を駆使し、ストレスという、目に見えない複雑な問題に取り組みました。 特に、心理社会的なモデルを使った研究は非常に難易度が高く、細胞を直接観察したり発症後の患者を診察する

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          行動が先、理由は後:リアルタイムマーケティングが生み出す新たな広告手法

          久地井寿哉(健康評論家) 独立研究者・健康評論家/ 東京大学医学部卒業後、同大学院医学系研究科博士後期課程を修了。東京大学大学院医学系研究科客員研究員を経て、現在は独立研究者として活動中。健康寿命の延伸やQOL向上の実践的なアプローチを提唱。著作には「人生100年時代のポジティブソリチュードのすすめ」など はじめに 情報過多の現代社会において、従来のマーケティング手法はその効果を徐々に失いつつあります。人々は新しい情報や依頼を受け取ってから、それを内面化し、行動を変容させ

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          行動変容と時差:健康社会学が解き明かす依頼からストーリー化までのソーシャルマーケティングプロセス

          はじめに情報過多の現代社会において、人々が新しい情報や依頼を受け取ってから、それを自分自身のストーリーとして内面化し、実際に行動を変容させるまでには、一定の時差(タイムラグ)が存在します。この時間差を理解し、適切に対応することは、マーケティングや社会活動において非常に重要です。本記事では、健康社会学の視点から、行動変容と時差の関係を解説し、効果的なコミュニケーション戦略について考察します。 行動変容のモデルと時差健康社会学では、個人が行動を変容させるプロセスを理解するために

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          「会議で発言が少ない」「現場から提案しづらい」といった組織の課題に健康社会学はどう答えるか?

          「会議で発言が少ない」「現場から提案しづらい」といった組織の課題は、コミュニケーション不足や心理的安全性の欠如、組織文化の問題など、さまざまな要因が絡み合っています。健康社会学は、個人の健康だけでなく、組織全体の健康状態や社会的要因を研究する学問であり、これらの課題に対して有効な視点を提供します。その際に、チェックリストとして以下のポイントをまずアセスメントし、解決策などを協働で考えていきます。あくまで、組織が主体となるよう、高度な配慮を行っています。 1. 心理的安全性の

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          The Devil's Consultant Pulls the Trigger on Electronic Drug Harm

          Introduction In the modern intersection of technology and healthcare, a new form of "drug harm" is quietly emerging. As digital therapeutics and software-based treatments proliferate, potential risks are being overlooked. Behind this unche

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