教師という仕事をしていて、いつも思うことがある。 この時期の学校は「おめでとう」という言葉とともに学校全体が華やかに飾られ、廊下を歩くだけで祝福されているかのような気持ちになる。 6年間という長くも短い学びを経て、未来への一歩を踏み出そうとしている子どもたち。 早めに到着し、校門の立て看板の横で記念写真を撮る親子 いつも通り友達と会話しながら元気に登校してくる子 緊張し、不安げな表情で登校してくる子 それぞれの個性が光ってみ
10月23日、3時55分、妻から電話が入り、急いで病院へ駆けつけた。5分間隔で陣痛が来ると言う状況だった。腰が痛いと辛そうにしている妻に自分は何が出来るだろう。妻の要望に従い、腰をさすってあげたが、他に出来ることは?と考えても分からず、初めての状況に困惑していた。 自分の惨めさを感じた。 数時間が経ち、汗を拭いたり、妻の手を握ったり、色々なことが出来るくらいの冷静さをようやく取り戻すことが出来ていた。 陣痛が1分間隔になった頃、外が明るくなっていた。 助産師さんの
今日は家族について記録に残そうと思う。 この歳になって、家族について振り返る時がたまにある。 私が幼かった頃、親はどんな教育方針だったのか。 反抗期を迎えた時は、どのように向き合ってくれていたのか。 アイスホッケー一筋で高校へ行き、勉強よりも部活に夢中になっていた頃の私をどんな風に見ていたのか。 この歳になって聞きたいことがたくさんある。もちろんこれは私が父親になることを見据えてのことである。 私の父親は「田舎町の頑固な親父」とイメージすれば誰もが想像できるだろう
仕事から帰ると玄関にはいつも灯りがついている。些細なことかもしれないが、私にとっては幸せだと思うことの1つである。そして、私がドアの前へ来るところをインターホンから覗き、ドアを開けると同時に「おかえり」と妻が一言。 今日の疲れが一気に吹き飛ぶような瞬間である。 結婚生活4年目。 まだまだ短いが、ここまで歩んでくるのにも様々なことがあった。この先やっていけるのだろうか、と悩んだことも。それでも折り合いをつけて今がある。 妻には感謝の気持ちで溢れている。 仕事している時
仕事やプライベートで感じたことをのんびり記録していこうと思う。 初投稿ということで、今回は仕事について。 3月に人事異動し、4月から新たなスタートを迎える一般企業の方々と感覚は変わらないのかもしれないが、教師という仕事をしていると、3月と4月は特別な2ヵ月間のように感じる。 3月には子どもたちと感動的な別れを経験し、4月に新たな子どもたちと出会う。私にとって、この2ヵ月は毎年のように教師ならではの感動があってたまらない。もちろん、これは担任をもつことが前提の話である。