肩を震わせる母の背中 海外留学する日の朝
父さん、母さんへ
僕は、生まれた時4,000gあり、産むのも大変、生まれてからも、頭が大き過ぎて歩くこともままならなかったと聞きました。
中学生になっても、夜ご飯中に眠すぎて、茶碗の上に覆い被さるように寝てしまう事もありました。その時、起こされようものなら、怒鳴りながら部屋に戻り、我に帰って何に怒っていたのかさえ忘れてしまう。そんな子供でした。
いくつになってもわがままで、人の話も聞けない。忍耐力もない。自由に好きなことばかりやっている。
そんな僕を、いつも全力でサポートしてくれました。
日本の大学を中退して、ハワイ大学に留学したいと言った時、父さんは僕にこう言いましたね。「あなたが本気なら全力でサポートする。本気じゃないなら1円も出さない。」と。そして卒業まで全力でサポートしてくれましたね。
留学のため家を出る直前、台所にいる母さんに「行ってくるね。」と声をかけた時、母さんは「玉ねぎが目にはいっちゃって...」と言いながら目を拭いてましたね。僕は、母さんが玉ねぎを切っていない事を知っていました。あの時の母さんの背中を、一生忘れません。
父さん・母さん
僕を育ててくれてありがとう
僕を常に見守ってくれてありがとう
僕の1番の理解者になってくれてありがとう
僕の1番のファンになってくれてありがとう
僕に惜しみない愛情を注いでくれてありがとう
僕に生きる意味を教えてくれてありがとう
僕を産んでくれてありがとう
「ありがとう」という言葉じゃ足りません。
それくらい父さんと母さんに感謝しています。
そして、心から愛しています。
2人のことを心より愛してる息子より
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