肩を震わせる母の背中 海外留学する日の朝
父さん、母さんへ
僕は、生まれた時4,000gあり、産むのも大変、生まれてからも、頭が大き過ぎて歩くこともままならなかったと聞きました。
中学生になっても、夜ご飯中に眠すぎて、茶碗の上に覆い被さるように寝てしまう事もありました。その時、起こされようものなら、怒鳴りながら部屋に戻り、我に帰って何に怒っていたのかさえ忘れてしまう。そんな子供でした。
いくつになってもわがままで、人の話も聞けない。忍耐力もない。自由に好きなことばかりやっている。
そんな僕を、いつも全力でサポー