絆を土台に働きかけると…

私が講師を務める
講座にご参加の
洋品店の店主さん。

今まで顧客に
10回ほどニューズレターを
お届けしてきました。

ニューズレターとは
売り込みのレターではなく、

お客さんと良い人間関係を
作るためのレターです。

ワクワク系マーケティングでは
「絆づくりツール」の一つです。

この店主さんが
ニューズレターで

近所にある
美味しいそば屋さんを
紹介すると、

顧客から
「このお蕎麦、どこで食べられるの?」
と聞かれたり、

「いつも楽しみにしているのよ」
と言われたりと、

顧客との絆づくりに
手応えを感じていました。

ところが、
売上は変わりませんでした。

そこで
最新のニューズレターに
セールスレターを同封しました。

ニューズレターに
セールスレターを同封するのは
「初めて」とのことでした。

ちなみに、

セールスレターとは
お客さんに「買う」などの
行動をしてもらうためのもので、

ワクワク系マーケティングでは
「動機づけツール」の一つです。

店主さんは
このセールスレターに、

スラックスの中に履くと
汗がベトつかず、

普段履きにも使える
オシャレなステテコのことを
書きました。

そして、
レターを出して数日後。

顧客が来店し、

「届いてすぐに読んで、
売り切れてないかと思って急いで来たのよ」

と、なんと3枚お買い上げ。

別の顧客からは電話で
「2枚頼むよ!」
と注文が入るなど好調に売れ、

初めて顧客にお届けした
セールスレターの思わぬ反響に

店主さんは
驚いておられました。

この反響の背景には、

店主さんがこれまでに
顧客にニューズレターを
お届けするなどして

絆を育んできたこと
があります。

絆がなければ、

いきなりセールスレターを送っても
反響はそれほど期待できません。

顧客と絆を育んだ上で
働きかけることで、

顧客は喜んで
反応してくれるのです。

小阪の著書
『「儲け」を生みだす「悦び」の方程式』
には、こう書かれています。

「たくさんのお客が増え、しかもお客といい関係が保てているにもかかわらず儲かっていない。今ひとつ儲けに反映されてこないと言う方が時々います。
そういう方は売るのを忘れてるんです。
毎月売ってください、何か既存客に。」

こう言われると、

「毎月売り込むのはちょっと…」
と躊躇する方も
いらっしゃるかもしれませんが、

ワクワク系マーケティングでは
「売る」とは
「お客さんにとってよいことを教えてあげること」。

無理な売り込みなどではありません。

お客さんは
あなたが教えたことで
悦びを感じたり、
暮らしが豊かになったりする。

あなたが教えなければ、

お客さんは
本来得られていたはずの
悦びや豊かさを
手に入れられないままです。

ぜひ、絆を土台として
お客さんにとってよいことを
教えることで、

お客さんに悦びや豊かさを
届けていただきたいと思います。

ということで、

こちらの動画では
『「売る」とは「教えること」』を
小阪流で解説しています。

ぜひご覧ください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/YGu84ThTx-U?si=2-Fo5dPlj4gm5jVa

それではまた次回に。

  
    

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