●●を見なければ売上は上がる!
私は大学卒業後に
全国チェーン店企業に
入社したのですが、
入社してから数年間の
店員時代は
私のいるお店の業績も悪く、
会社全体の業績も
悪い状態が続いていました。
私は心の中で
「俺が店長になれば、
絶対に売上を上げられる!」
と思っていたのですが、
いざ店長になってみると
何をやっても売上を上げられず、
「自分は会社に文句を言ってただけのダメ社員で、今はダメ店長だ」
と打ちひしがれました。
周りの競合店を視察したり、
世の中で売れている商品を
本部に要望したりと
様々な手を打ちましたが、
売上は上がりませんでした。
もがく中で
「なにかヒントはないか」と
本屋で手に取った
小阪の著書
『「惚れるしくみ」がお店を変える!』
でワクワク系マーケティングと出会い、
実践をスタートしました。
最初は
ファンになってもらうために
「まずはお客さんと話そう」と
スタッフみんなと取り組んだり、
お客さんがクスッとしてくれそうな
手書きPOP(店頭販促物)を付けたり
といった実践でしたが、
「お客さんはどんな反応してるかな」
「お客さんは楽しそうかな」と
お客さんの様子が気になるように
どんどんなっていって、
そのうちあまり意識しなくても
お客さんのことばかり見るように
なっていきました。
お客さんのことばかり
見るようになるにつれて、
自分で自分のお店の改善点が
分かるようになっていきました。
「せっかく作ったPOPにお客さんが気づいていない」
となればすぐPOPの位置や角度を直し、
「お客さんがゆっくり商品を見れていない」
となれば店内の通路設定や
通路の幅を変えてみたり、
「お客さんにキャンペーンの内容がちゃんと伝わっていない」
となれば
レジでの案内の仕方を変えてみたり。
お客さんを見るようになったことで
改善点がどんどん分かるようになりました。
そして、
改善を繰り返すことに
夢中で取り組んだ結果、
以前は気になって仕方なかった
競合店のことが一切気にならなくなり、
視察に行くこともなくなりました。
視察に行く時間があるならば、
改善を一つでも多くやりたかったからです。
そうしてワクワク系マーケティングの
実践をはじめてから2年ほどで、
ダメダメだった私のお店が
チェーン約300店舗の中で
売上と利益の伸び率で
断トツ一番のお店になっていました。
その頃には
競合店の店長たちが私の店に
よく視察に来るようになっていました。
私は相変わらず、
競合店の視察は一切しませんでしたが。
私はワクワク系マーケティングに出会って
お客さんを見るようになったことで、
自分の店でやるべきこと、
やれることがたくさんあることに気づき、
それを一つ一つやっていくことで
お客さんが楽しくたくさん
お買い物してくれるようになり、
売上を創ることが
できるようになりました。
私が当時、
ワクワク系マーケティングに
出会っていなければ、
お客さんのことを見ずに
競合店ばかり気にして
売上も上げられずに
悩み続けていたことでしょう。
小阪は
「売上はお客さんの(「買う」という)行動だけが生み出す。
だから、商人はまず『お客さんの行動』を見なければならない」
と言います。
ぜひみなさんも
競合や市場環境などに
振り回されずに、
目の前の自店のお客さんに集中して
ご商売を営んでいただければと思います。
ということで、
小阪はこう言います。
「つぶれやすい店には3つの特徴がある。
その一つ目は『周りの店を見る店』。
2つ目は…」
こちらの動画でお話ししていますので、
ぜひ最後までご覧ください!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
https://youtu.be/KvI_0OqKwQk
それではまた次回に。
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