【手が震え汗が噴き出る!】ウソを見破るコツ
「あっ!社長もキンチョーするんだ!?」
ある経営者と一緒に会合に参加した時のこと。
記帳する時にペンを持つ社長の手が震えていたのです。
ふだんは豪胆なイメージの方です。
大きな会合だったので緊張していたのでしょうね。
行動科学者のデズモンドモリス氏は、人の動作で
信用できる順番を次のように定義しています。
(1)自律神経信号
(2)下肢
(3)上肢
(4)手振り
(5)顔の表情
(6)言語
つまりもっとも信用できないのは本人の意志で制御できる
「言葉」や「顔の表情」だということ。
言葉や表情はあまりアテにならない。
反対にもっとも信頼できるのは汗が出る、手が震える、
顔が赤らむといった本人が制御できない自立神経の反応。
そのため私はよく握手をした時に手の汗ばみや
手のこわばりを観察します。
名刺交換の時には指先の震えを観察します。
また打合せの時には額の汗、顔色、瞳孔の開き具合を見るようにしています。
これらは本人の意志ではコントロールできません。
また、下肢の足先の向きもなにげなくチェックします。
脳からもっとも離れていて意識が届きにくいからです。
そして話している内容や方向性と相手の本心の間に矛盾がないか、
足先の向きと相手の興味や関心に矛盾がないか、を確認します。
あなたもこの(1)自律神経信号、(2)下肢の2つを
よく観察して営業、交渉にいかしましょう。
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今日のひとこと
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先日、講演の師匠と電話で2時間話しました。
師匠は講師活動23年め。
累計講演回数は2,000回を超えています。
だから講演活動に関して今の私が考えていること、
悩み、喜び、苦しさ、楽しさ、疑問、課題はすべてわかる。
それは師匠も自分で経験してきたことだから。
今回もあれこれ質問をして
その都度、
「それはなあ、こういうこっちゃ」
と教えて頂きました。
「え~!師匠、そんなことまでやっていたの!?」
という驚くような話もかなりあって今さらながら師匠の偉大さにビックリ。
最後に師匠に
「講師の存在意義って何ですか?」
と問うたら
「それはなあ、こういうこっちゃ」
とやはり即答で教えてくれました。
その答えは、私が講師活動をしながら
ず~~~っと心の中で考えてきたことと
一字一句違わず同じもの、でした。
今回も、師匠には背中を押して頂きました。
「少しのことにも先達はあらまほしきことなり」(徒然草)
であります。感謝。
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■この記事を書いた人
ビジネス心理学講師の酒井とし夫です。講演実績はパナソニック、ファンケル、山崎製パン、シャープや日本全国の商工会議所等多数。講演依頼随時受付中です。書籍は「人生が大きく変わる話し方100の法則」「心理マーケティング100の法則」「どん底からの大逆転」他です。