映画『スーパーローカルヒーロー』
音楽で人をつなぐ、奇跡のオジサンの物語。
あるライヴ映像から、この映画は始まる。ステージ上のミュージシャンが感謝の言葉とともに呼びかける、その名は「ノブエさん」。
「ノブエさん」は「おじさん」である。西日本の小さな街広島県尾道市で、風変わりなCDショップ「れいこう堂」を営んでいる。身銭を切りながら多くのインディーズミュージシャンをライヴに呼び続けた、情熱の人。ノブエさんとれいこう堂に訪れた危機は、ミュージシャン達を突き動かす。インタビューと残されていた貴重な映像が、その時の空気を呼び起こしていく。 そして復活。
「動かなければ何も伝わらない」「一人でもやる」。感じたら、とにかく行動するのだ。店はほったらかしで西へ東へ。子ども達のため、音楽のため、目の前の大切 なコトのために。走り回るノブエさんを気遣い、感化され、それぞれがまた彼の支えになる。その小さな力の集まりが、いくつもの無謀なチャレンジを成功させ てきた。音楽と人が、人と人が、型破りでどこまでも温かいノブエさんの“ライヴ”でつながり、弧を描き出すのだ。
「このおじさんを知ってほしい」。撮り手である監督の素直な思いと視線は、ノブエさんを追いながら日本の今をも気負うことなく浮き彫りにする。そして本当のヒーローの居場所へと、観る者を導いていく。
誰もが誰かのヒーローになれたなら…。一人のおじさんの記録が今、僕らの明日を予感させる物語になる。
映画DVD&書籍
スーパーローカルヒーロー[DVD]+特典映像75分【初回盤】※予約特典あり
【特典映像】
本編91分にプラスして、舞台挨拶、未公開シーン、信恵さんのメッセージなど豪華75分の特典映像を収録!永久保存版!
※レンタルの予定はありません。
【予約特典】
田中トシノリ監督のサインを入れてお送りします。さらに、特製ポストカード1枚をプレゼント!(対象:10月下旬までにご予約いただいた全ての方)
コメント
「3・11」を切り口にすれば、日本の正体が見える。尾道の「普通のおじさん」の切り口から、福島、広島、原発、被曝、更にはそれが、長崎、ビキニ環礁、チェルノブイリと繋がり、やがては人、出産、誕生、死、家族や仲間の行動と、社会と古里の正体が焙り出され、その混沌が 「おじさんの日常」の「正気」の一歩の中で健やかに対話し、この非常時に留学先の英国から飛び戻った一青年の映画の中で結ばれる。
日本の未来は、きっと、 美しいぞ!
— 大林宣彦(映画作家)
出てくる人がみんないいね! すぐ尾道へ飛んで行きたくなっちゃった。
自分に出来ること、みんないっぱい見つかりそうな気持になるね。
楽しいこと、うれしいこと、おいしいこと、おかしいことせっせとやっていきましょう!
— 加藤登紀子(歌手)
素晴らしい、こんな人が尾道にはいるんだ。CDショップのおっちゃんだ。
身の丈にあった事をやる事の素晴らしさを教えてくれる。僕も、あなたも、おっちゃんを見習えば、スーパー ヒーローになれるかも。
いい映画です。
— 吉田照美(フリーアナウンサー)
もっと生きていい!って思う映画。自分がいいなと思うことを、まっすぐに、今すぐやったらいい、と背中を押されました。平和はいつでもどこからでもつくることができる!
— 服部みれい(マーマーマガジン編集長|文筆家|詩人)
何度も広島にLIVEしに行ってるのに、なんで<れいこう堂>の存在に気付かなかったんだ俺のバカ! バカ! バカ!と責める自分すらも、優しい笑顔で包んでくれそうな店長を中心とした、音楽を巡る……いや、音楽以外でも、興味深そうなこと全てを呑み込んだハートウォーミングな尾道の日常。
「無くても死ぬわけじゃないのに、何故こんなにも音楽という存在に心惹かれるのか?」という永遠の問いに対する答えが、この映画の中に息づいている……そう、無償の愛だ。ともかく音楽は、無償の愛を喚起する。楽器なんか弾けなくても、機材なんか扱えなくても、べらぼうに音楽が好きなら誰だって、無償の愛を与えたり、受け取ったりできるんだってことを、この映画が証明してくれています
— 日高央(ミュージシャン・THE STARBEMS)
本当のヒーローはテレビの中じゃなくてきっとみんなのそばにいるのだ
この映画がたくさんの人の目に触れるチャンスがあればいいとこころから思う
— EGO-WRAPPIN’ 中納良恵(ミュージシャン)
3.11以降、私はどこか信恵さんを追いかけている様なところがあります。
いつも「信恵さんは何してるだろう」「どんな反応してるだろう」と気になる存在。常に何歩か先を突っ走る、危なっかしいけれど、まさにわたしにとってのローカルヒーローなのです。
— 二階堂和美(ジブリ映画「かぐや姫の物語」主題歌歌手・僧侶)
何かをしたいけど、何から始めたらいいか分からない。そういう人にこの映画を勧めたい。ハウツー本のような作品。
— アーサー・ビナード(詩人)
気持ちいい音楽にのせて出会いがあって別れがあって、その中で信恵さんの純粋な前向きさがあって、そこにたくさんの人が繋がって拡がっていて。
こういう人がいることを教えてくれた『スーパーローカルヒーロー』に感謝。広島に帰ったら、れいこう堂に行ってみよう。
— 田中将賀(アニメーター/監督の実兄)
その他、コメント多数!
映画祭
第30回ワルシャワ国際映画祭(ポーランド) ドキュメンタリー部門ノミネート
カメラジャパンフェスティバル2014(オランダ) オフィシャルセレクション
茅ヶ崎映画祭2015 招待作品
第8回下北沢映画祭 招待作品
Seongbuk Community Film Festival(韓国) 招待作品
メディア掲載
キャスト・スタッフ
出演:EGO-WRAPPIN’/二階堂和美/モアリズム/オーサカ=モノレール/畠山美由紀/アン・サリー/小池龍平/ハンバート ハンバート/Chocolat & Akito/高鈴 など
取材協力:UA/中川敬/mama!milk/アーサー・ビナード(詩人)/鎌仲ひとみ(映画監督)など
音楽:青柳拓次
アートディレクター:山下リサ
スチール:亀山ののこ
監督・撮影・編集:田中トシノリ
配給協力:シネマ尾道
製作・宣伝・配給:映画「れいこう堂」製作委員会
2014|91分|FHD|16:9|カラー|日本
2014©映画「れいこう堂」製作委員会
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