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レコーディング日記㉞チームで動く事の強さを実感した瞬間

11月下旬になり、急に冷え込んできました。
コートをクリーニングに出すのが一歩遅れて、数日は我慢です。

前回書いた「MONOLITH」イベント記事の時は、猛暑に触れていたのに
気温の変化に驚きです。


IKUSA ARENA 東武練馬

今回は初めて使わせて頂く会場でした。
東武東上線の東武練馬駅から徒歩15分ほどにあり、
ドン・キホーテの5階という隠れ家的な立地です。

エレベーターで上がると、広々とした空間が待っています。
下見で伺った際には、今までの会場の4倍ほどの空間に思わず声がでました。

会場後方より

ステージを0から作る

実は今回、今までのMONOLITHとは大きく違った点がありました。
それは、「楽器や機材を全て持ち込んでイベントを行う」という点です。

前回の会場は初めてバンドに出演頂きましたが、会場自体にドラムセットやギターアンプがあった為、対応が出来ました。

しかし今回はイベントの規模が大きくなり、より広い会場に変えました。
その結果、IKUSA様を使わせて頂く事になったのです。
しかし、新しい会場様という事もあり、今回のMONOLITHが初めての音楽イベントとの事でした。
当然、音楽イベントのノウハウは会場様にありません。
その為、大手機材レンタル会社様に依頼させて頂き、完全なる機材持ち込みでイベントを行う事にしました。

当日に機材が搬入され、沢山のスタッフさんがステージを組み上げていくのを見ていると、頭にあったイメージが具現化していく高揚感を覚えました。

設営時

私自身、イベント音響やコンサルタントの経験はありますが、照明機材のプランニング等は数回程度でした。
とはいえ舞台監督をお任せ頂く以上、最高のステージを作ります。
その為に必要なコンタクトやミーティングを重ね、ステージプランを練り上げていきました。
沢山の決断を迫られ、その度に勉強をし、多くの経験をさせて頂きました。

映像、音響のミキサーもセッティング

無事に機材をセッティングし終えて、出演者の方々がリハーサルを終えた時は、まず一息つく事ができました。

bancessさん

オープニングアクトは3人組のアイドルグループ「bancess」さんでした。
格好良い曲から優しい曲まで、幅広い歌声で盛り上げて頂きました。

YUCCOさん

後方より

そして2組目は、毎回参加頂いているYUCCOさん率いる「No Limit」の皆さんでした。
前回を上回る観客を前に、合計8曲を披露して頂きました。
動画は是非Instagramをご覧ください。

実は今回、プロジェクターの関係でバンドとしてはイレギュラーなステージ配置を行いました。
通常はドラムセットをセンターに配置し、楽器隊が周りを埋めるのですが、
今回はドラムとベースをステージ左手に、ギターとキーボードをステージ右手に寄せる事で、センターを空ける様に配置しました。

そうする事で、プロジェクターの映像がステージ背面の壁に大きく映せる様になります。
こうして映像とのコラボを行える様にする事で、ステージ全体の盛り上げを演出しました。

リハーサルにて調整中

バンドさんによっては演奏しづらいと敬遠されそうですが、No Limitさんには快諾頂け感謝です。

チームで動く

今までのイベントでも、もちろんスタッフの方々は凄く率先して動いて下さり、参加者の方も出演者の方にも喜んで頂けました。

しかし今回は会場が広くなった事で、今まで無かった「助監督」や「進行管理」といった役割が必要になり、また会場内の移動距離も増えた為、
自分だけでは手が回らない場面もありました。

その時に一緒に動いてくれた助監督や進行管理を始め、アテンドや誘導の方々、設営やドリンクスタッフ、サブプロデューサー、会場の方に至るまで、本当に感謝です。
スタッフ全員が「イベントを成功させよう」という同じビジョンを持ち、
それぞれのポジションで対応して下さる。

これこそがチームワークであり、チームで動く事の強さ、凄さを私自身が一番実感しました。
どんなに機能性の高い機材を使ったとしても、今回の動きを上回る事はできないでしょう。
それくらい、思いを共有したチームは強いと思うのです。

この先、私自身がより大きなイベントに携わる様になった時には、
誇れるチームを作って成功させていきます。

ではでは☆

祭りの後

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