シックスパックとクランチが出来ない原因考察
こんにちは。SIXPADを中学一年の頃買った経験があります。
今思うとクリロナやばいっすね。
何故笑うんだい?彼の宣伝方法はとても素晴らしいよ。
付着位置
起始
恥骨結合
停止
第5-第7肋軟骨前面、剣状突起
起始と停止ですが反対で記載されている事もあります。
と言うのも体の中心(正中線)に近い方が起始部と定義されますので、入れ替わることがあります。
作用
骨盤の後傾、腰椎の屈曲、同側への側屈
骨盤後傾、腰椎屈曲に関してはクランチ動作そのものです。
実はツーパック?
解剖実習などで腹直筋を見てみると中央で区切られており、左右で分かれています。※当方見た事ない
真ん中で腹直筋を区切っているモノそれは白線になります。
横に区切っているものが腱画になります。
腱画は模様の様なものです。ハッキリと分かれているのは白線のみです。
白線ですが膜組織の様なものです。
腹直筋、内腹斜筋、腹横筋が白線に集まり束となり膜を形成しています。
クランチのコツ
骨盤を後傾させ、腰椎部分を後弯させて行う事がポイントになります。
要するに腰を反ったままでは、腹直筋には効きません。
そもそも骨盤後傾&腰椎屈曲が作用ですし。
クランチ動作を行う前に腰骨を床に押し付け、骨盤後傾を促した状態で行うと良いです。
クランチが出来ない原因を考察
先ずは脊柱を後弯させる可動域の不足、すなわち構造的エラーが挙げられます。骨盤後傾位を作れない等もそうです。
二つ目にいたってシンプル、筋力不足が挙げられます。
後はモーターコントロール不足も考えられます。
自分の身体を上手く扱えない状態です。要するに下手ってことです。
若い方(20-30代とします)でクランチ動作が行えない方で、筋力不足が原因の方は殆ど見られません。
構造的エラーないしはモーターコントロール不全が挙げられます。
構造的エラー
胸椎は比較的後弯が得意です。生理的湾曲でそもそも後弯していますし、猫背の方は常に後弯していますよね。
問題は腰椎部分や仙骨部分ですね。
骨盤後傾に伴い仙骨もカウンターニューテーションする必要が有りますが、仙骨がニューテーションしたままでは腰椎部分は前弯します。
L4-L5辺りは特に影響を受けやすいですし。
仙骨については上記をチェック。
モーターコントロール
腹直筋の使い方が分からない、と言うようなニュアンスが分かり易いでしょうか。
原因のチェック方法
構造的エラー
筋を使わずに他動的に脊柱の後弯が作れるか確かめれば良いです。
他動的に作れるのであれば、モーターコントロールが原因に上がります。
他動的でも脊柱港湾が作れない場合は、構造的エラーが原因として上がります。
モーターコントロール
アイソメトリック刺激を与え、神経促通させる事をお勧めします。
PNFですね(固有受容性神経筋促通法)。