腹直筋離開について理解する
しょうもない題名になりました。
腹筋が離れちゃうやつです。
出産などを経験する事で白線が割れてしまうものですが、コアコントロールが難しくなります。
腰椎や脊柱の安定性低下に伴い、腰痛や慢性的な痛みに繋がります。
組織自体が離れてしまっている為、徒手的な手技で繋ぎ合わせる事は難しいですが、コアスタビリティを活性化し少しでも症状を和らげることが大切です。
確認方法
クランチ動作を行った際に肋骨が下制・内旋を伴っているかでアセスメントが可能になります。
下がりつつ内側に移動するような動きですね。
一つの目安として肋骨下角が分かり易いと思います。
コア筋群が機能した状態でクランチを行うと、肋骨は下制・内旋し肋骨下角の角度はある程度狭くなります。
外腹斜筋などが働いてくれるからですね。
しかし、腹直筋離開が起きていると外腹斜筋をはじめとするその他腹筋群が機能しづらくなります。
クランチを行い、肋骨の下制・内旋が見られない場合、コア筋群の機能不全が疑えます。
アプローチ
クランチ動作に合わせて肋骨の動きを手でアシストするやり方が一つ挙げられます。
肋骨の末端である10番肋骨に触れてアシストが好ましいです。
※11-12肋骨は浮遊緑
また、ドローインやブレージングと言った呼吸系のエクササイズも良いと思います。コア筋群の活性を狙って行います。
比較的レアケースではありますが、心当たりある方はお試しください。
おわり!!!