文Ⅰ生の進振りと進路
お久しぶりです、文科一類2年の北川です!
インスタで話題のマヌルパンが通販で届きました。1個750キロカロリーあって成分表示を二度見しました。夜食べるので今日はお昼を抜いています。
酒井君に引き続き、文Ⅰの進振りについてお話しようと思ったのですが、後述しますが文Ⅰの進振り(厳密には文Ⅰ→法学部への進学)は全科類の中でもトップクラスに楽なのでほとんど書くことがありません。ということで、少し視野を広げて、文Ⅰ生の進路について書いてみようと思います。
こちらもソースは噂話がメインですので、あくまで参考ということで......。
とりあえず文Ⅰの進振りについて。
文科一類から法学部に進学するのに必要なのは単位だけです。毎年定員割れを起こしており、文Ⅰからなら希望すれば法学部に進学できます。他の科類や他学部のように基本平均点で切られることはなく、「底点=希望者の最低点」となっています。
そのため、「高い点数が来る授業」より「点数低くても全員に単位が来る授業」に文Ⅰ生が集まる傾向にあります。
あとは進振りの登録期限を守れれば大丈夫です。登録しそびれるなんて都市伝説だと思っていましたが、先日実際に単位も点数も足りているのに締切り1時間後に起床して留年している人に出会いました。気を付けよう...。
ここまで聞くと文Ⅰは入ってしまえば遊んで暮らせるような感じもしますが、現実はそんなに甘くありません。東大の砂漠といわれる法学部の真髄はここからです。
以後は私も未経験なので先輩から聞いた話です。
法学部進学者は2年のSセメから、既に法学部の授業が始まっています。週に5コマみっちりあります。そして恐ろしいのは期末です。進振りが夏にあるため、Sセメから行われる授業の評価がAセメ(後期)終わりにテスト一発で行われます。
先輩の話では憲法の一教科で書き起こしが800ページを超えた年もあるとかないとか...。
東大受験を乗り越えてきた文Ⅰ生が口をそろえて「人生で一番勉強した2週間」というそうで、今から戦々恐々としています。
しかも、進振り後も授業のほとんどが大講堂で数百人規模で行われ、人との交流の機会が減ってしまうのも砂漠と呼ばれる所以のようです。
もっとも、後述するような試験を受験する人たちで自主ゼミを組むことも多く、新しい出逢いこそなくとも共に砂漠を乗り切る仲間ができる予感もしています。
文Ⅰ生の進路について
文Ⅰから法学部に進学する人の特徴として、資格試験を目指している人がかなり多いということが挙げられます。司法試験と公務員試験勢力が強いことは言わずもがな、彼らに触発され一般企業への就職を目指しながらも簿記や公認会計士の勉強をしている人も少なくありません。
かくいう私もとある試験に向けてダブルスクール中なのですが、いつの日にか(結果が出たら)そのことについても書けたらと思っています。
また、単位がとれたら進学できる法学部ですが、法科大学院や海外のロースクールへの進学を目指す場合にはある程度の点数(GPA)が必要になるため、次第に点数競争もシビアになってきます。
もっとも、法曹・公務員ではなく一般企業に就職しようとしている人も少なくありません。出欠が無く書き起こし制度の整った法学部の利点を活かし、平日からインターンや課外活動に精を出している印象があります。
以上、文Ⅰ生の進振りと進路についてでした。科類選びの参考になればと思います!
いよいよ夏休みも間近に迫ってきましたが、息抜きがてら気になる学部について調べてみるとモチベーションアップにもつながるのでおすすめです。
それではまた!