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規範は実践知
今回はちょっと堅めの話。昨年後半から政治の話題に事欠かない。で、政治の話となると、正義を振りかざして異論に聞く耳持たない態度を取る人が出てくる。そういった対話不成立がちらりちらりと眼に映る。
政治の本質は対話と討議にあると思っている。聞く耳を持たなくなれば、統治の源を、規範というより圧力(経済制裁であったり軍事力の行使であったり)に頼るようになるだろう。今しばらくは圧力による統治が優勢な気がする。だがそのうち、規範による統治への揺り戻しが起きるだろうと楽観していたりもする。今は首を縮めて「規範による統治」に対する理解を深めておこう。
そう思っていたら、意外にもハーバード・ビジネス・レビュー誌でこのテーマに出会った。
ハーバード・ビジネス・レビュー2017年10月号の『世界標準の経営理論(第37回)』でガバナンスと倫理と経営理論を取り上げている。この連載を読んで、企業による統治に希望があると思うに至る。
世界標準の経営理論(37)ガバナンスと倫理と経営理論 企業ガバナンスと「よい世界をつくること」が、同期する時代が来た
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