🍁ハマっこオススメ 三溪園紅葉ライトアップ🍁
週末の夜、国指定名勝三溪園の「紅葉ライトアップ」
に行ってきました。
ここ、三溪園は実業家の原富太郎(雅号、三溪)が
明治39年に開いた日本庭園です。
私も小さな頃から何度も行っていますが、
紅葉狩に出かけたのは、初めてでした。
17万5000平方メートルもある園内には、
京都や鎌倉などから移築された歴史的建造物が
数多く配置されています。
まさに今、イチョウやモミジ、カエデなどが
園内各所で美しく紅葉していました。
2023年11月23(祝)から12月10日(日)までの
金・土・日・祝日は、19:30(最終入園19:00)まで
「 紅葉ライトアップ」が開催されている!
という情報を見て、
これは行かなければ!と手帳と睨めっこ。
日曜日の夜にお友達と誘い合わせて
横浜駅東口からバスに乗っていたのでした。
横浜駅東口バスターミナルA階段を降りて、
8系統 本牧車庫行き バス停にて待ち合わせ。
17時15分発のバスに乗り込みます。
横浜駅では穂ぼ満席というバス内も
桜木町を越えるあたりから満杯。
みんな三溪園に行くのかなあ・・・
などと思っていましたが、
帰路に着く方々で
三溪園で降りたのは
私たちだけでした・・・・
見どころマップを手に持って
紅葉狩スタート。
風はそよとも吹かず、
水面はまるで鏡のよう・・
三溪園記念館から左手に歩くと
大池の奥の景色も広がり、
そこには茶店などもありました。
小腹が空いてきたなあと思う時間、
茶店は閉まっていましたが、
奥のお店 待春軒 ラストオーダーは
19時!まだまだ間に合います。
ラッキー!
迷わず三溪そばを注文しました。
ペロリと完食!
お店を後にする時は
暖簾は仕舞ってありました。
なんとも風情のある佇まいでありました。
昼間は強い風が吹いていましたが、
夜になって風はやみ、
雲ひとつない星空が広がり、
ひかりに照らされた景色が映る水面には
さざ波もなく
まるで一幅の絵のような静けさ。
京都か金沢にいるような気分
とても横浜駅から
バスで30分ほどのところとは思えません。
さらに言えば、
今はいつ?
江戸時代に
タイムトリップしたような気分になります。
今年起きた様々なことを思い浮かべます。
隣を歩く友人が携帯で動画を撮っていると、
そそっと、風が吹きました。
そして
緑色のひかりのオーブたちが近寄ってきました。
ひとつ、またひとつと幾つもの
緑のひかりが集まってきて
一緒に歩いていきました。
オーブが映る時、一般的には
フラッシュ光の空気中の雨粒や
微粒子による後方散乱が写り込む現象と
解釈されますが
フラッシュなどのひかりもなく、
乾燥した澄んだ空気の中のこと、
やっぱり妖精さんだなあと思います。
同じような考えや
気をもつ私たち。
ほら、ここにいるよと
きっと会いにきてくれたのね。
友人のお父様は夏前に天国へと旅立たれました。
私の叔母は先月、
両親と姉のいる天国へ帰っていきました。
寂しい気持ちもある私たち。
清らかな夜、
愛する魂たちがいつもそばにいるよって
教えにきてくれたのね。
目頭が熱くなりました。
元気だった母と最後に遊びにきたのは
そう、ここ、三溪園だったことを
急に思い出しました。
無邪気に笑っていた最後の時だったかもしれません。
私たちは守られているんだね。
何度も
「来てよかったね」と言いながら
名残惜しいけど
光のあるうちに三溪園を後にしました。
通りにでると、
横浜駅行きのバスが
信号を曲がってくるのが見えました。
そこから猛ダッシュでバスに乗り込みます。
20時には駅に到着!
わずか3時間の旅ですが、
悠久の世界を堪能できました。
12月8日(金)〜10(日)まで
ライトアップしています。
どうぞ 遊びに行ってみてね。
昼間ももちろんオススメです!
JUNKOさんに謝辞
美しい写真をお借りできました。ありがとうございました!
いつも「人生に節目」で一緒にいてくれる貴女に心より感謝します。