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⛩️高麗神社〜鎮守の杜の音楽祭〜
9月の連休、埼玉県日高市にある高麗神社で開催された音楽祭に出かけてきました。
音楽祭の音響担当のじゅんさんと、出演するTUBAKIさんが不思議なご縁で繋がって
わたしをここ高麗神社へと誘ってくれました。
鎮守の杜の音楽祭
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3人組ユニット TUBAKI
ピアノ・西優樹さん、津軽三味線・福居秀大さん、ヴァイオリン・佐藤悠紀さんは保育園から一緒で育った幼馴染の3人のトリオで、息もぴったり!
西さんはわたしのパイプ・オルガンの先生で、昨年は大変お世話になりました。
西さんと福居さんのデュオのコンサートが金沢区のルンビに幼稚園で開催された時にお手伝いあがった時に初めて、お二人の演奏を聞き、びっくりしました。
津軽三味線の音階とピアノの音階は違うのにどうしてこんなにぴったり音が合うのかしら・・・と不思議でなりませんでした。
そして今回はヴァイオリンを加えてのトリオです。
どんな演奏になるか楽しみでなりませんでしたが、想像以上でした!
初公開となった、井上陽水「少年時代」とパッヘルベル「カノン」の変奏曲はお見事でした。動画がなくて大変残念です。
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YouTubeに一本だけ、お二人の演奏がありましたので、ご参考までに・・・
高麗神社
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高句麗からの渡来人 高麗王若光を主祭神として祀っている社です。
他に導きの神、長寿にして長く朝廷に仕えた猿田彦命(さるたひこのみこと)、武内宿袮命(たけうちのすくねのみこと)が祀られています。
天命に則り、正しい道に導かれ、心身共に健康にして天寿を全うすることが御神徳と言われています。
若光の渡来
天智天皇5年(666)年、連合した唐と新羅は隣国の強国、高句麗の征討を開始しました。高句麗は危機的状況の中で外交使節団を大和朝廷へと派遣します。『日本書紀』には「二位玄武若光」の名が記されており、若光が使節団の一員として日本へと渡来した事が分かります。668年、建国から約700年間東アジアに強盛を誇った高句麗は滅亡し、若光は二度と故国の土を踏むことはありませんでした。その後、大和朝廷に官人として仕える若光の名が文献に表れるのが『続日本書紀』大宝3年(703)年3月「従五位下の高麗の若光に王の姓を賜う」です。姓(かばね)とは、それぞれの家柄を定めるために大和朝廷が授与する称号で、王(こきし)の姓は外国の王族の出身者に与えられていたものでした。
高麗郡建郡と守護神
若光の渡来から半世紀を経た霊亀2(716)年5月16日、大和朝廷は駿河(静岡)、甲斐(山梨)、相模(神奈川)、上総・下総(千葉)、常陸(茨城)、下野(栃木)の七国から高句麗人1799人を武蔵国に移し「高麗郡」を創設(続日本書紀巻第7の記述)。この時、若光は郡の長官に任命されました。若光は郡内の高麗人をよく指揮し、未開の地を開発し、この地で波瀾の生涯を終えました。郡民はその徳を偲び、その霊を祀り、高麗郡の守護神としたのです。
ご神徳
出世開運・事業繁栄・子孫繁栄・延命長寿
高麗郡の郡長となった若光は郡民を指揮し未開の地の開拓を進めました。近代に至り、この史実に惹かれ、政治家、文学者、歴史家ら多くの参拝者が訪れます。更に参拝後に内閣総理大臣に就任した政治家が相次いだことで、「出世明神」と称されるようになりました。現在では様々な分野で活躍を目指す人々の崇敬を集めております。また、御祭神 高麗王若光の子孫である高麗氏は、1300年・60代に渡り家系血脈が続いており、代々当社の祭祀を司ってきました。こうした若光の子孫の由来に因みから当社は「子孫繁栄・子授け祈願」はもとより、「安産・初宮・七五三・成人奉祝・年祝」など人生儀礼での参拝も多く、篤い崇敬を受けております。
出世明神
近代以降は政治家・文化人の参拝も多く、参拝直後に総理大臣に就任する政治家が続出したことから「出世明神」としても広く知られるようになりました。
参拝後に「内閣総理大臣」に就任した以下の人たちもいます。斎藤 實、若槻禮次郎、浜口雄幸、平沼騏一郎、鳩山一郎、小磯国昭
また文化人では、太宰治、坂口安吾、尾崎紅葉、幸田露伴、折口信夫、柳美里などの名前がありました。
末社水天宮には安徳天皇が祀られていて、安産、子育て、無病息災、水難除けのご神徳もあります。
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あまりの暑さに登頂を断念しました。
高麗山聖天印(勝楽寺)
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高麗山聖天院勝楽寺は、遠く奈良時代(西暦751年)に創建された真言宗智山派の古刹です。
帰化人により開拓された古い歴史と自然に恵まれた高麗郷にあって、とりわけ当山は深い緑に包まれた山の高台に位置し、広大な境内からの眺望はすばらしく近隣随一であります。
本尊不動明王(胎内仏弘法大師御作)・高麗王若光守護仏聖天尊(出世開運、良縁成就)の霊験はまことあらたかで、また武蔵野観音霊場札所としても名を馳せ、老若男女の御参詣日々に多く、山水を存分にとり入れた庭園は四季折々の風情に移ろい、霊域としてまことにふさわしいものがあります。
かねてより宮様方をはじめ、文人・各界知名文化人、児童学生等あらゆる方々の御参詣見学をうけ、当山を訪れた方々は深い感銘と貴重な人生の糧を得られることと存じます。
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なんと、浅草雷門を模していて雷門と呼ばれる中門
この先は拝観料(300円)が必要です
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鐘楼、慰霊塔があるのですが、熱射病を警戒して、登頂はここまで!と断念しました。
中締めは町中華のお店で、和気藹々の宴会でした。
素敵な出会いもあり、またまたご縁を結べました。
14日には「富貴楼〜お倉」を観劇
15日に高麗神社コンサートと連日 頭と心の刺激があって楽しかった!
もう少し涼しかったら・・と思わないでもなかったですが。
インプットの後はアウトプット。
noteを書いて、気持ち良い感覚です。
おまけ 曼珠沙華の里
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もうすぐ500万本以上の曼珠沙華が咲きます。
今年は暑くて、咲くのはまだ先のようです。
また行ってみたいと思います。