🤎とことんユーミン🤎KATHMANDU

1995年リリース27枚目のアルバムをひもときます
カトマンドウはネパールの首都カトマンズを連想しますが、
このアルバムでは「どこかにある見たこともないもの」を指し、
神秘性を出しています。

このカッコいいジャケットは信藤三雄さんデザインです。

信藤三雄さんは1984年、
松任谷由実のシングル『VOYAGER〜日付のない墓標』
アルバム『NO SIDE』のジャケットデザインを担当し、
本格的にジャケットデザインに携わるようになりました。

1995年
この年から「今年の漢字」が始まりました。
この年は「震」1月17日に阪神・淡路大震災、
3月20日、オウム真理教による地下鉄サリン事件発生。
社会不安が広がりました。

そしてこの年から1997年にかけて
「小室ファミリー」が全盛期を迎えていきます。
スピッツ「ロンビンソン」
シャ乱Q「ズルい女」
中島みゆき「旅人の歌」がミリオンセラー。

だんだん思い出しましたか？

皆さまからの思い出など、ぜひ教えてください。
匿名ですので、全然分かりません。
紙ヒコーキ飛ばしてください。
紙ヒコーキは右下の紙ヒコーキマークに
赤いお知らせつきますので、ついたら見てみてくださいね。

🤎　KATHMANDU 

KATHMANDU ヒマラヤ山脈の麓へ滑空するイメージの下、
“きみ”とともに輝く世界・未来に羽ばたこうと高らかに歌う。
“きみ”とは特定の他人を指すのではなく、
心の中にいる前向きな自分、とのこと。

（wikiより）

クイズです。この曲は何のCMソングでしたか。
1995年度キリンラガーウィンタークラブCMソング。



社会に広がる不安感を打ち消すように

Glory Hallelujah 
Glory Hallelujah 


と歌うユーミンに勇気づけられました。

❤️ Take me home 

アンデス風のイントロで始ります。
長い旅を経て辿り着いた先は出発地点だったという内容でした。

自分探しなんてないんだ、
幸せの青い鳥のお話のように答えは近くにあるものだと思う歌ですね。


❤️ 命の花

ユーミン曰く「アシッド演歌」だそうである。TBS系ドラマ『私の運命』後期主題歌。元々シングルで発売される予定だったが、阪神大震災が発生した際、詞の中に地震を連想させる歌詞があったため、被災者の心情を考慮し発売中止となった。松任谷正隆は「この曲は、アルバムに収録しなくても良いのでは?」と収録をためらったが、ユーミン本人の強い意向により収録された。また、アルバムに収録されているのは、発売中止となったシングルとは異なるアルバムバージョンとなっている。同ドラマのサウンドトラックにもこの曲はインストゥルメンタルでしか収録されていない。ゲストバックコーラスは同ドラマで音楽を担当した熊谷幸子。

とあります。
ちなみにアシッドって何？と調べると
「辛辣な」とかいうこと。
アシッド演歌はユーミンの造語です。

さて、この「命の花」が主題歌として使われたテレビドラマはなんですか？

『私の運命』（わたしのうんめい）は、日本のテレビドラマである。1994年（平成6年）10月11日から翌年3月21日までTBS系列で放送され、放送回数は全21回、放送時間は火曜日21時から21時54分（JST）であった。

1話から10話までの主題歌は「砂の惑星」
11話から21話の主題歌が「命の花」

【ざっとあらすじ】
佐藤千秋は就職4年目の24歳の時、鈴木次郎と婚約。
挙式を直前に控えたある日、次郎は企業の健康診断で肺に異常が認められ再検査となり、千秋の兄である守が勤務する大学病院へ。喫煙しない事もあり、大したことないだろうとたかをくくっていた次郎だが、担当医となった外科医、片桐から病状は予想以上に悪化していると告げられる。そしてその片桐は、自身の出世と医学の研究の為なら患者を実験台にしてスポイルすることも厭わない冷酷な男。その態度に、千秋の兄・守は不安を隠しきれない。そして次郎は入院した病院で､高校時代の恋人だった後藤里美と再会。彼女は片桐の愛人でもあった。
結婚するか破棄するか。遺児を産むか中絶するか。さまざまな選択肢を迫られる千秋は、兄の守と血が繋がっていないという事実、次郎と里美の過去なども知ることとなる。17話から18話の間に6年の月日がたつ。

💕 Baby Pink 

Baby Pink は珍しく恋に悩んで
不眠症なってしまった彼女が主人公。
苗場のオープニングになったことで
印象的な方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ちなみにBaby Pink ってこんな色です。

ショッキングピンクはこれ！

💖　Delphine

ユーミンの曲の中で2番目に長い曲です。

では一番長い曲はなんでしょうか。
（6分38秒、一番長いのは『時のないホテル』の「コンパートメント」です。

ゆったりとした海を泳ぐ穏やかな風景が目に浮かびます

シャングリラ3でやったと思うのですが、ね。
シンクロの人魚が綺麗だった記憶があります。

デルフィーヌというとスタール夫人の小説を
思い浮かべましたが、
この話をすると長くなるので割愛します。

💖　輪舞曲（ロンド）

輪舞曲（ロンド）はユーミン談によると「やや皮肉な歌で“永遠って悲しい”がテーマ」だという。1995年日本テレビ系ドラマ『たたかうお嫁さま』（出演・松本明子、橋爪功）主題歌である先行シングル。公式サイトと公式YouTubeチャンネルでプロモーションビデオが視聴可能。

この曲はかなり好きでカラオケで歌っていました。
フォルクローレはラテンアメリカ各地に独自に進化した音楽です。
先住民族とスペイン系の音楽的特徴が混じり合って、
アフリカの黒人の音楽的特徴も入ります。
アンデス、ペルー、などですね。
先日、キューバ音楽を聴きましたが、
悲しい旋律でも落ち込まないと思いました。

プロモーションビデオはほんとに良くできてますね。

❤️  Broken Barricade

バグパイプ・マーチがイントロを飾る。
1995年苗場プリンスホテルCMソング。

ママが出てくる歌ですね。
Mammy boy ＝マザコン息子？

💕　Midnight Scarecrow 

シングル『輪舞曲（ロンド）』のカップリング曲。

これはなんの映画の主題歌だったでしょうか。『キャンプで逢いましょう』主題歌

『キャンプで逢いましょう』（キャンプであいましょう）は
田中律子著のエッセイ、
およびそれを原作とした映画です。

受話器・・携帯のない時代の恋愛、よかったですよね。

💔　クロームの太陽

この湾岸線は1994年12月以後、
直接東京ー横浜が連絡して、
1号羽田線から都心環状線を避けて湾岸線経由で
東関東、常磐道、東北道方面へ抜けられようになりました。
まだこの頃はできたばかりで、湾岸線トンネルは画期的でしたね。

💕　Walk on,Walk on by 

〜バート・バカラック風の再会ソング〜
と書いてありました。


現在の恋人と街を歩いているとき、
歩道の向かい側にやはり２人で歩く恋人と
その彼女の姿を見つけてしまうわけですね。


この曲と次のORIHIMEはアルバムの中に数曲表れる
「荒井由実曲」だと思います

💕　Weaver of Love〜ORIHIME

台詞もないうちに通り過ぎてく
面影はひと幕のエキストラにしておいて


コムラサキなら七月の　暮れたばかりの空の色
今は遠くへ行ったひと　わずかに茜残し

荒井由実時代のノスタルジーを感じさせます。

1996年アニメ映画『PiPi とべないホタル』主題歌。
和風なアレンジが印象的なナンバーで、
歌詞は七夕伝説をモチーフとし、
天の川に三途の川のイメージを重ねた死別を扱っている。

『Pipi とべないホタル』は、
いじめをなくそうという思いを深く持つ
小沢昭巳によって執筆された童話作品シリーズのタイトルです。
私は読んでいませんので、よくわからないのですが、
このようなあらすじが出ていました。

ホタルのピピは、生まれた時に羽根がちぢれていて、他のホタルのように上手に飛ぶことができません。そのため他のホタルたちにいじめられ、仲間になれないのではないかと悩んでいました。
でも、仲間のホタルたちは、ピピががんばる姿を見ていたのです。仲間が応援してくれていたことを知り、「ボクは、皆のように満足に飛べなくてもホタルなんだ」と自信をもちました。
やがてピピは、嵐で流された巣を後に、皆の先頭に立ち、ホタルが安心して住める場所を探して旅立つのです…。

「心の機を織る」という言葉に惹かれます。
良い詩ですね。


いかがでしたでしょうか？

ちなみにバート・バカラック、お聞きください。

💌おたよりコーナー

アルバムや、 1995年当時の思い出はありますかと質問しました。
お答えいただいた皆様、ありがとうございます。

📧1995年は、長女が生まれてすぐの年。1／17未明の阪神淡路大震災発生時、新生児の娘がワーンと泣き、授乳中につけたラジオで、神戸が大変なことになっていることを知りました。
北九州市、神戸から離れているのに、娘はナマズの探知機能を持っていたようです笑
少しずつユーミンに疎くなってきていましたが、育児に必死で、ますます遠ざかってしまいました。


📧この年は高校3年生だったので勉強が忙しく、曲を聴く暇がなかったです。
でも、ロンドは知ってますよ♪

📧こんばんは♪よろしくお願いいたします😊
このアルバムは、聴いたことが無いので、今夜の紹介で好きな曲を探したいと思います♪

📧こんばんは‼︎いつもありがとうございます〜‼︎1995年当時は2人目を妊娠中、子育て真っ只中でアルバムを取り敢えず購入するものの、やっぱりほとんど聴いてなかったです〜😅命の花や、輪舞曲が主題歌のドラマを観るのが唯一楽しみだったかな〜？って記憶です〜💦

📧こんばんは😊
1995年と言ってもはるか昔すぎて…（笑）
90年代は一緒くたになってしまってます😅

Katmanduは好きです😊きです😊


📧こんばんは😃
今夜のアルバムは ほとんど聴いてないんです😥 1995年か､､
長女が1993年に生まれたので、子育てに夢中だった頃ですね〜

📧KATHMANDOの曲、大好きです
1995年は、長女が生まれた年です。
最初の子なので、不安いっぱいで涙🥲いっぱいで、子育てしていました。このアルバムから元気をもらっていたかも、知れません。
命の花は思い出深いです。
この命が遥か遠く
この風に乗り
いつの日か誰かのために
花咲く
というところから
娘の名前にも花を入れて
裕花、ゆかと名前を付けました
今日はじっくり聴きたいと思います。

📧確かに地味なアルバム。個人的にはジャケットと同じ「色がない＝モノクロ」かな。
M1からM3までの疾走感は好き。その後飛ばして、ロンド、そして飛ばしてクロームの太陽。あとは、あまり記憶になくて。
タイトル曲でもあるM1は、当時やってたユーミンコピーバンドの2代目ボーカルの選考に苦戦してた時、この曲を歌ってるのを聞いて、その方にお願いするのを決めた、個人的には思い入れがある曲。そのボーカルも数年後に脱退したけど、先週久々にスタジオで楽しく再開。そんなこんなのカトマンデゥでした。

📧こんばんは♪出遅れましたが、楽しく聞いています。
95年は、大学に入ってアルバイトを始め、バイト代でオーディオの沼にハマり始めた頃で、
月刊「ステレオ」誌の、CDの音質評価コーナーで、このKATHMANDUが、邦楽にしては高評価な9点で、デカいコンポで耳を凝らして聴いた記憶があります。
94年までは、ユーミン＝受験勉強のBGMだったので、その呪縛の記憶がない最初のアルバムでもあります。

📧こんばんは
思い出ですか？
次男が2歳ぐらいですね
とおーーい昔の話なので
あまり覚えてない💦
次男産まれてすぐ、
桶谷のおっぱいマッサージにユーミンかけながら
車運転してましたけど、
何のアルバム聴いてたのかも
記憶にないですが、
次男は産まれて退院してすぐから
ユーミン聞いて大きくなりました。

📧 都会的センスでさらりとオシャレに恋の歌や情景を綴るユーミンの曲が多い中で、命の花は異色だと思います。あなたとなら　あなたとなら　死んでもいいの　私の恋は輝く炎　命の花♪の歌詞は女性の情念を感じるまさに演歌の世界ですね。この曲を聴くたびに太宰治と最後玉川上水に赤い紐で結ばれ入水したアマン（amant）山崎富永の心情を想像してしまいます。

OL、独身時代にユーミンの曲を聴いて、人生を謳歌した世代も、結婚して、子育て中となった1990年代。
忙しくて記憶がない時でもあります。

今、聴くと深い味わいがあることに気づきます。

今夜もありがとうございました。
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