
長回し
最近のお気に入りのバンドはVulfpeck(ヴォルフペック)とParcels(パーセルズ)です。どちらも時間を稼いだ時や朝の掃除洗濯の時にBoseQuietComfort 35で聴いてます。
★VULFPECK Live at Madison Square Garden
★Parcels『Live Vol. 1』
どちらもライブ演奏で面白いのですが、特にVulfpeckはハマってしまいました。
演奏やパフォーマンスはもちろんカッコいいのですが、更に彼らの魅力を引き出しているのは、この映像なのです。映像を観てしばらくして気付いたのがワンカメの長回しだったのです。曲の流れと各パート演奏の見せ場、客席とステージの雰囲気、一つのカメラで追っているのです。バンド魅力と楽曲を知らないとなし得ないカメラアングルの技だと思います。まるで、自分がステージ上にいてファインダーを覗いてる動いているような気持ちにさせてくれます。僕もバンドの魅力満載のカッコいいMVをいつか作りたいと思っています。
そして、今朝の話です。ヨーロッパ企画の作品、映画「ドロステのはてで僕ら」を観ました。京都のカフェ・パランの余座さんからこのサンプル盤と一緒にパンフレット、お店で販売されているコーヒーやお菓子等を送っていただきました。カフェ・パランは2013年、ある映画のプロモーションでイベントをさせていただきました。それ以来、京都でイベントがある度にお世話になっています。この映画の撮影場所にもなっているカフェ・パラン。このお店には頻繁にヨーロッパ企画の人達が出入りしていた縁で、この映画の舞台になったそうです。僕も以前NHKの天才てれびくんのどちゃもんのかすらかすらの声の担当したした時に構成をつとめていたのがヨーロッパ企画でした。そんなふたつの縁が重なってサンプル盤とパンフレット等を送って頂いた次第です。普通ならパンフレットを読んで観るべきだと思いますが、表紙の写真をインスタにアップしてページを巡らず送っていただいたコーヒーを飲みながら観始めました。
なんと、長回しではないですか?!と、いうか、ずっと?!朝の5時前、完璧に目が冴えました。どんどんハマって行く自分がわかりました。せっかく入れた美味しいコーヒーが冷めてしまいました。一時停止、温め直しました。
呼吸を整えて香りの良いコーヒーをもう一度確かめて、ゆっくり再生ボタンを押しました。
70分の映画はあっという間に終了しました。
映画を観たと言うよりは音楽のライブを見た感じがしました。多分、それは長回しの成ではないでしょうか?一瞬、コレはカメラマンは大変だった思いました。でも、いや違う、これは役者さんの力がこのライブ感を出しているのだと思い、インスタには役者・酒井さんの写真をついアップしました。
そして、コーヒーをもう一杯作りはじめました。余韻に浸りながら飲んると、また考えが変わりました。
いや、コレはやっぱり監督です。
脚本です。そしてチームワークです。
音楽のライブでは出来ない映画です。
ザ・映画でした。
上田さん!いい仲間がいますね!
素晴らしい映画でした。
★カフェ・パラン
https://www.facebook.com/phalamara/
★ヨーロッパ企画 「ドロステのはてで僕ら」
http://www.europe-kikaku.com/droste/