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松下幸之助「欲が深いのは失敗のもと」
人間おたがいに落ち着きを失ってくると、他人の庭の花が何となく赤く見えてきて、コツコツまじめにやっているのは自分だけ、人はみなぬれ手でアワ、ラクをしながら何かぼろいことをやっているように思えてならなくなる。
だから自分も何か一つと思いがちだが、そうは世間が許さない。
人情として、ときにこんな迷いを持つのも無理はないけれど、この世の中に、決してぼろいことはないのである。
ラクなことはないのである。
あるように見えるのは、それはこちらの心の迷いで、本当は、どなたさまも、やはり一歩一歩地道に積み重ねてきた着実な成果をあらわしておられるのである。
だから努力もせずにぬれ手でアワみたいなことをやってみても、それは虫がよすぎるというもの。
一時はそれで過ごせても、決して長続きはしない。
結局は失敗ということになる。
これが、ものの道理であって、この道理をはずれた望みを持つというのは、それこそ欲が深いというものである。
欲が深いのは失敗のもと。
やはり、ものの道理に適した道を、一歩一歩あゆんでいきたい。
(参考文献 道をひらく 松下幸之助)
(感想)
今自分のいるポジションで、他の誰よりも抜きん出るくらい圧倒的に頑張ることで、周りからの信頼を集めること。
あいつに任せれば大丈夫という信頼関係を築き、より重要な仕事をこなしていく。
結局は地道にコツコツやっていくことが成功への一番の近道。
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