【最強の二人】を見ての感想


金持ち障がい者フィリップと、
どこにでもいるごろつきドリスの友情の物語

フィリップが求めていたのは新の友情
障がい者だからといって哀れまれたり、
見下されたりしせず、堅苦しい感じでもなく
フランクな関係

私もこの歳(41歳)になり時々、新の友情
というものにあこがれるときがあります。
親友と酒を飲みながら語らいあい、
悪ふざけをしたり、楽しいものです。
二人の関係がとてもうらやましく
感じられました。

フィリップの介護者を選定する面接で
フィリップがドリスのどこに魅かれたのか
おそらく、障がい者介護の仕事という
認識でなく、素直な気持ちのやり取りが
響いたのではないかと思う。
冗談を交えたユニークな会話、
そこには過去他の人とは違う輝くものを
見つけたのかもしれない。

フィリップとドリスの関係は、
中高生の悪ガキの友情関係のようで
見ていて懐かしくもあり、どこか心が
ほっこりする感じでもありました。
ドリスがマリファナやたばこを勧めても、
フィリップは普通にそれを受け入れ
楽しんでいたところ。
スポーツカーで交通違反をしまくり
警察をコケにしてたところ。
始めてパラグライダーをやったり
見ていていつのにか、障がい者と介護者
という関係を忘れておりました。

また、ドリスの中に、フィリップが
障がい者という認識もありながら、
そこを負の部分というより、
一つの個性として接していた感じも良かった。

女性との行為は出来るのかと直接聞いて、
障がい者としての特殊な楽しみ方を
共有する場面は見ていて
気持ち良い感じでした。

フィリップが普通に女性に恋をして、
その人に会う際に緊張してウォッカを
飲んで紛らわせようとしたり
人間としての弱い一面を見れたのも良かった。

まこなり社長推薦の映画ということで
とりあえず見てみましたが
久々に良い映画を見たと思えました。

ちょうど私くらいの年代の方、
30後半~60代には楽しめる映画かと思います。
是非お勧めですので、見てみてください。

余談ですが、この映画の続編や、
日本版を作ったら売れそうな感じがしました。
きたのたけしさんとか作ったら
いい映画になりそう。

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