週末に展開した利島村の文化祭、花火、そして百周年記念
今週末、私たちの利島村では盛りだくさんのイベントが催されました。金曜日の文化祭から始まり、土曜日の花火大会、日曜日の利島村百周年記念イベントへと続く、記憶に残る三日間でした。
文化祭
金曜日の文化祭は、コロナ禍を経て、かつてとは異なる顔ぶれで賑わいました。保育園児から学生たちの伝統的な発表に加え、大人の団体が太鼓やバンド演奏を披露し、有志による漫談も交え、幅広い年代が参加する多彩な祭典となりました。この文化祭を通じて、利島の子どもたちがどのように成長しているかを見る貴重な機会であり、保護者や島民が一堂に会する交流の場となりました。
花火大会
土曜日は、夏に予定されていた花火大会が台風のために延期されていましたが、利島の百周年を祝う前夜祭として、ついに実施されました。海風が感じられる桟橋から見上げる花火は、まさに島ならではの壮観な光景でした。
百周年記念式典
そして、週末の締めくくりとして、日曜日には利島村の百周年を祝う記念式典が二つの会場で盛大に行われました。多くの来賓の中でも、島嶼部選出の三宅都議様、初代利島診療所所長の尾見様、元村長前田様など、名だたる方々がこの歴史的瞬間にご参列されました。
村山村長のご挨拶の中に、私たちの祖先であり、利島の発展に大きく寄与されたタロスの先祖である梅田一郎元議員の話をしていただきました。一郎さんは、青年団や議会においてさまざまな試みを行ったと聞いています。例えばネズミ対策としてイタチを利島に逃した話などは、今なお診療所横の住宅(旧青年団会館前)に石碑として利島を見守っています。
私自身も利島での活動を通じて、祖先が築いた基盤の上で努力を続けており、百周年を迎えた今、島の未来に向けた新たなステップを踏み出そうとしています。祖先たちへの感謝と、東京都や関係各団体の支援への謝意を表し、さらなるサポートを心からお願いする次第です。
これからも、一島民として、そして起業家として、利島のため、そして次の100年を見据えた活動に尽力して参ります。