築古マンション購入のススメ

新築は手が届かない人も多いから…不動産のプロが「築古マンションもアリ」だと思う人の条件（現代ビジネス） - Yahoo!ニュース

上記のニュース記事を読ませて頂いて感じたことを書かせていただきます。
不動産のプロとして、築古マンションの購入に関する記事を読んで改めて感じたのは、物件選びには「何を優先すべきか」が最も重要だということです。築古物件には確かに耐震性や修繕費の懸念がありますが、それ以上に予算や立地、広さなどの条件が購入者の生活に大きな影響を与えることが多いです。そのため、すべてを完璧に満たす物件を探すのではなく、どのポイントを妥協できるかを明確にすることが重要です。

また、築古マンションでも、適切に管理されている物件は非常に良い選択肢になり得ます。僕もお客様に物件を提案する際、築古物件でも外壁修繕や耐震補強がしっかりされているかを確認し、安心して住める環境が整っているかどうかを確認します。特に、大規模マンションは修繕積立金がしっかり蓄えられていることが多く、修繕計画が明確な場合も多いため、長期的な安心感を得やすいです。

最終的には、お客様が何を優先するか次第ですが、予算に限りがある場合や、立地や広さを重視する方には、築古物件も十分に検討すべき選択肢だと感じます。リノベーション物件であれば、内装の美しさや快適さも確保でき、コストパフォーマンスが非常に高いと実感しています。