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nakameguromt
首都圏中古マンション市場の変化と価格上昇の行方
2024年7~9月期の首都圏中古マンションの成約件数が5四半期ぶりに減少したというニュースは、首都圏の不動産市場に少し変化が出てきていることを示しています。特に、東京都では成約件数が前年より減少しましたが、埼玉県や千葉県では増加しているのがポイントです。これにより、東京都内でのマンション購入が難しくなり、周辺地域に目を向ける人が増えていることが考えられます。
ただ、成約件数が減少した一方で、マンションの価格自体は引き続き上がり続けています。1平方メートルあたりの単価は76万円を超え、特に東京都区部では117万円以上に跳ね上がっています。これは、東京都内でのマンションがまだまだ人気で、希少価値が高いことを示しています。
この動きを見て、都心の物件は高くなりすぎて手が届きにくくなっている一方、埼玉や千葉などの近郊エリアに目を向ける人が増えていると感じました。今後もマンション市場は変動が予想されますので、最新の情報をチェックしつつ、どのエリアでどんな物件を探すか、慎重に考えることが大切ですね。