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kosuketsubota
地域を守るための空き家対策
築65年…壁は崩れ危険高まる「特定空き家」福島県で初の行政代執行 意思決定できぬまま放置の”なんとなく空き家”が増加(FNNプライムオンライン)
添付のニュース記事は、地方の空き家問題の深刻さを改めて感じさせるものでした。築約65年、20年以上も誰も住んでいない家が放置されていた結果、倒壊の危険があり、住民の安全が心配されていましたが、ついに町が解体に着手したとのこと。福島県内で初めての代執行ということで、大きな注目を集めていますが、全国的にも空き家の問題は深刻です。
空き家が増えている背景には、人口や世帯数の減少、相続問題などが関係しています。所有者が対応に困っているうちに、家が放置され「なんとなく空き家」となってしまうことも少なくありません。しかし、そのまま放っておくと周囲に危険や迷惑をかけてしまうことが多いです。
こうした問題を防ぐためには、空き家になる前に家族で今後の使い道を話し合ったり、自治体の空き家バンクに登録したりすることが大切です。自治体や住民が協力して、空き家を移住者向けに活用したり、福祉施設にしたりと、様々なアイデアを出し合っていくことが、これからの解決策になるのではないでしょうか。