2つのラポールの役割
「思いもよらない人が来てくれたんですよね」
とあるクライアントさんは、
目を丸くしながら
こうおっしゃってくれました。
この方はこの夏に企画でSNS集客を行い、
ご自身のその企画に来てくれた人が
意外な人だった、
と驚いている様子でした。
「え?この人が?」
という人が来るということも
起こり得るのがSNSの面白いところです。
今日は、そんな
「え?こんな人が来るの?」
ということが起こってしまう
カラクリをお伝えしようと思います!
SNS集客の結果に、
彼女のように驚く方は実は珍しくありません。
実はこっそりアカウントを見ている見込み客さんや、
全く面識がないけれども、
タイミングがちょうど合った方など、
意外!な方が
来てくれるケースは多いです。
でも逆に、集めるがわが
「この人は来てくれるだろうな」
と思う人でも反応がなかったりすることもあります。
このようなことが起こる理由に、
2つのラポールが関係してきます。
それは、
人としてのラポール
と、
プロとしてのラポール、です。
申し込みをする際に、
相手が信頼できる人であることは大切ですよね。
人として、信頼できる人だな、
この人なら間違いないな、
と思ってもらえていたら、
見込み客さんはあなたと人としての
ラポールは、取れている証拠です。
これは比較的お互いに認識ができます。
発信する側が
「この人は来てくれるだろうな」
と思うような人には
大抵、人としてのラポールが
しっかり取れている状態のことが多いです。
一方、もう一つのラポールについてです。
プロとしてのラポールというのは要は
プロフェッショナルであるのか、ということです。
申し込む商品に責任をどのくらい持てるのか、
を見込み客さんは見ています。
別に、人としてはそんなに近くないし、
大好きって人じゃないけれども、
商品が将来の自分の役に立ちそうだから、
申し込んでみようかな、
と思ってもらえたら、
見込み客さんとは
プロとしてのラポールが取れています。
発信を見てくれている人で、
人として信頼してくれていそうな相手は、
発信者側も何となく知っていることでしょう。
一方で、意外な人が来てくれた、
という場合は、見込み客さんには
あなた自身とコミュニケーションが
あまりなかったとしても
あなたのプロフェッショナルさが
伝わっていた可能性が高いです。
SNSで発信し、集客を行ったら、
実際誰に響いているのか、
というのは結果を見なければ分からないものです。
「知っている人にだけ」に
発信が知れ渡っているわけではないですし、
仲がいい、と思っていた人でも、
プロとしてみてもらえてなかったりします。
信頼される人としても、
プロとして価値提供を
してくれそうな人としても、
両方の面でアピールすることを意識しましょう^^