テラコヤテックの話。
10月1日に公開したテラコヤテックですが、予想を遥かに超える応募になっております。
今日現在で160名の応募があり皆様の意欲に驚いております。
そこで今回はテラコヤテックについて話したいと思います。
弊社が無料エンジニア養成講座を始めるきっかけは、未経験エンジニアの採用ができなくて悔しかったからです。弊社を希望してくれた未経験エンジニアの皆様に申し訳なかった。
リツアンはエンジニア経験者の採用を中心にしており、800名程のエンジニアが在籍しております。
弊社の特徴でもある高い透明性、高い報酬、そして常駐先からの引き抜きOKなどの施策によって、ある程度エンジニアはリツアンを通して出口まで良い体験ができているのではないかと自負はしております。
こんな評価も頂いていますので…
ただ、これまではエンジニア経験者限定の入口から出口まで。
問題は未経験エンジニアの入口として機能できていない。
(多少の実績はありますが)
旧態依然のSESや派遣で就業し、労働環境や報酬が低かったり、
還元率に騙され挫折したり、そもそも未経験からエンジニアになるハードルや、スクールの金銭的なハードルも高く、諦めて経験を積めず。
そんな未だいきいき働けていないエンジニア希望者が多くいるのではないか。
この問題をどうやったら解決できるかと考えていました。
そこで弊社はそんなエンジニアに入口を用意するために次のような
エンジニア養成講座のサービスを開始いたしました。
サービス名は
『テラコヤテック』
これからのエンジニアのスキルとして需要の高いツール、
言語を6か月、オンラインで習得できるエンジニア養成プログラムです。
特徴は
・完全無料
・採択制
・受講後のキャリア自由
テラコヤテックは普通のエンジニアのスクールとはちょっと違います。
特徴の一つ一つから違いを説明していきます。
『完全無料』
無料と題したスクールは多くあります。これはスクールが有料職業紹介事業の許可を持っている為、スクール生を企業に紹介すれば100万円以上の手数料をもらえるため、成り立ちます。
また、運営が寄付やスポンサードで成り立っている場合もあります。
弊社はSES、エンジニア派遣業、フリーランス仲介、エージェントを主な事業としているため、スクールを利益の柱にする必要がありません。
事業の宣伝広告(認知)を目的にしているため、無料でも成り立ちます。
むしろ正直にいうとリツアンブランドの価値を高めつつ、社会にも貢献し、
認知してもらえる方法を模索して、無料にしようと思いました。
ITスクールの新常識はもはや企業の宣伝とし、無料にするほうが良い。
マーケの観点からいうと、『今すぐ客』ではなく『そのうち客』(潜在顧客)へのアプローチなので無料でも理にかなっています。
エモい観点からいうと、単純に『世の中にエンジニアをふやしたい』
『採択制』
今までのエンジニアスクールは評判が悪かったり、いやな思いをした人、
結局、就職できない人が多いように見受けます。
(勿論、しっかり運営し全てが上手くいっている会社さんや
オンライン学習サービスはたくさんあります。)
その問題の根本は『利益を最大化する為に誰でも受け付けるから』
だと感じておりました。
私もリクルーターを長く経験したので理解がありますが、良い方でもスクールにフィットしない方を受け入れるには、余程のマネージメント力がないとうまくいきません。
これはお互いにとってよくない。
その問題解決の為に、採択制にし書類選考、面接のプロセスを踏んでいます。
やはりカルチャーにフィットし、主体性があり、学習意欲が強い、つまり、
テラコヤテックの受講生として適正を持った方が集まったほうが上手くいきます。
今回の運営費はいくら宣伝広告費の位置付けでも弊社の大事なエンジニアが
稼いだお金ですから無駄に使うわけにもいきません。
無論、今回採択されなくても他のスクールの適正がある方はたくさんいますが。
『受講後のキャリア自由』
これは完全無料というコンセプトともかぶりますが、人間誰しもが「無料には裏がある」、「ただより高いものはない」という心理が働きます。
このような心理が働いた結果、受講をうけないという結果になってしまったら勿体ない。
そこでテラコヤテックは無料スクールの基本的なビジネスモデルでもある
「利益になったら無料」撤廃し、弊社に利益(例えば職業紹介や弊社SESへの入社)をもたらさなくてもよしとしました。
これは弊社が先に述べたとおり「宣伝広告費として割り切っている」、
「今すぐ客を狙っていない」という、潜在層への認知を掲げるコンセプトとして成り立ちます。
エモい観点からいうと『今までリツアンを希望した未経験者をお断りしてきた恩返し』
勿論、受講者がリツアンを選んでくれたら、嬉しいです。
それに「受講後は弊社に入社するのが条件」といわれると心理的にハードルも高いですし「世の中にエンジニアをふやしたい」が嘘っぽくも聞こえてしまいます。
他のスクールとの違いをコンセプトの一つ一つから説明していきましたが如何でしたでしょうか?
(同じようなサービスあったら申し訳ありません。。。)
・エンジニアになりたいけど一歩踏み出せない人。
・エンジニアにはなったけど、あきらめた人。
・他の職種からエンジニアになりたい人。
ITスクールの新常識『テラコヤテック』
180日後エンジニアになってみませんか?
第一弾の締め切りは10月31日。
詳細を知りたい方はこちらから↓
今回、本当に感謝しているのはクラウドテック黒川さん、フラッター大学のKBOYさん、本当に人柄が良い。人柄といっても優しいとか甘えさせてくれるとかではなく芯をまっすぐ持っていますし、オンライン学習サービスでも成功しているお二人です。
彼らと飲んだり、コミュニケーションをとっている際に今回の話をしたところ二つ返事で賛同してくれた時はとっても嬉しかった。
その後メンバーを紹介されたときにはクラウドテックさんにリツアンの社員もいてびっくりした。
メンバーの方も心強い。
お二人とメンバーの協力にとっても感謝しています。
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