ー富山流コンパクトー

コンパクトシティで知られる富山市は、2002年から人口減少に目を向けコンパクトシティを目指した。

この富山市のアプローチとして特徴的なことは、規制強化や郊外住居を否定するのではなく、いかに都市部の魅力を高め、誘導していくか。また、公共交通機関中心に地域拠点を整備し、全市的にコンパクトにしていくことだそうだ。

また、本を読んでいくと、ハード面だけで魅力を高めるのではなく、ソフト面を中心に魅力を高めることが感じられた。また、コンパクトを目標にするのではなく、コンパクトの先のゴールに向けて計画が進められている。これは、まちづくり、都市計画において非常に大切な考え方だと強く思った。

『富山型コンパクトシティの構想と実践』富山市事業構想研究会


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