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ー21世紀に対応した都市ー

『町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト』猪谷千香

オガールとは岩手県紫波町にある補助金に頼らない稼ぐまちづくりを目指した民間主導公民連携プロジェクトである。
まちづくり界では非常に有名であり、様々な書籍で紹介されているのが見受けられる。
この本には、これからのまちづくりをするにおいて、必要な要素や考え方が書かれており私自身非常に勉強になった。

まず、オガールの岡崎社長は、なぜ日本で区画整理が行われていたのかを次のように述べる。
「これまで人口が増加していたから」「人口が増えれば、宅地が必要となり労働者が増えればオフィスが必要となる。不動産投資が活発化すれば区画整理とか再開発事業が失敗しない。しかし、この20年で変わらざるを得ない大きな局面に来ている。それは人口減少」

つまり、区画整理もだし、区画整理だけに限らず従来の人口増加に対応した都市計画やまちづくりの方針で人口減少している今も同じ方針で続けていたら、当たり前だけどうまく行くわけがないということが感じられた。



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