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ー手段と目的ー

議論をしていく中で大切なことを再認識した。
それは、手段と目的だ。
これが逆になっていたり、本来手段であることが目的となってしまっていることが都市でよく起こっている気がする。
例えば、コンパクトシティ、街路の歩行空間化などが挙げられる。それらはあくまで手段であり目的では無い。これらが目的化することで、本質からズレてしまい、本来の目的から遠ざかってしまう。
コンパクトシティにするためによく駅チカなどに大きい建築物×住居や商業のハコモノが建設される。これによって空洞化や街の魅力へ、コンパクトにするなどと説明されているが本当にハコモノだけでそれらが解決するのでしょうか?今一度、空き家が増加する理由やコンパクトにならない理由を突き詰めながらそれぞれの地域が、コンパクトにした先に何をしたいのか、どうしたいのかを明確にする必要があると感じる。
コンパクトにして住民がどう暮らしたいのか街がどんな風にしたいのかを考えながら逆算して都市計画する必要があると思う。ハード面が先走り、目的化すると上手くいかないことが多いとニュースや本を読んで思った。

※個人の意見。

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