2024.10.2 中東情勢が株価に与える影
今朝、イランがイスラエルを攻撃したとの報道があり、株価が急落しています。今回は、この株価の現状や重要な経済指標、中東情勢の影響について整理し、今後の投資方針を考えていきます。
株価の現状
報道を受けて、以下のような指標が動きました
主要株価指数の動き
ナスダック: -1.53%
S&P500: -0.93%
ダウ平均: -0.41%
ラッセル2000: -1.53%
ハイテク銘柄、中小型化銘柄に大きな下落が見られますが、以前に比べると落ち着きを取り戻している状況です。現時点では、暴落とまでは言えませんが、今後の展開によってはさらなる大きな下落の可能性も否定できません。
S&P500ヒートマップ
テクノロジー銘柄が真っ赤ですね。半導体大手は軒並み下落しています。
本日上昇しているセクターはエネルギー・インダストリアル・ユーティリティーあたりです。
重要な経済指標のチェック
株価に影響を与える重要な経済指標もあります。以下の指標は、現在の経済状況を反映しています
製造業購買管理者指数: 47.3(予測47)
ISM製造業景気指数: 47.2(予測47.5)
求人件数: 8.04百万件(予測7.65百万件)
特に求人件数は強い数字で、雇用率やレイオフ率、離職率は若干低下しているものの、採用率が下がっているため冷え込みが見られます。これらのデータは、今後の経済動向を左右する重要な要素です。
中東情勢とその影響
イランの攻撃は、慎重な対応を続けていた中での突然の行動です。イスラエル側からの反撃があれば、さらなる攻撃が行われる可能性が高いと考えられます。原油価格は上昇、本日のエネルギーセクター上昇要因と言えます。
メディアの報道に対する注意
メディアは数字を切り取って報道する傾向があるため、注意が必要です。過去の知性学的リスクを振り返ると、通常は1日から3ヶ月程度で回復することが多いです。遠くの戦争は買いという言葉もあることから、過度に心配する必要はないと考えています。
経済全体への影響
軍事的な紛争は株価に直接的な影響を与えることが多くありません。現在の状況はリセッションではなく、アメリカ経済に大きな影響があるとは考えにくいとうのが今の私の考えです。
投資方針について
今の地政学的リスクによる株価下落はいずれ修正されていくと思いますが、一時的な下落は短期的には続く可能性があります。1日で終わる場合もあれば、3か月程度継続することもありますので、どこが底か明確にお伝えすることはできません。
ただし、指数の上昇圧力は依然として強いです。基本的に下落は押し目と考えて買いう向かう姿勢で問題ないかと思います。
移動平均線で購入ポイントを判断するなら、やや大きめの調整は100日移動平均線にタッチして反発している(1回割っていますがその後反発)ため、100日移動平均線を意識してみると良いかもしれません。
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これからも一緒に投資の世界を学んでいきましょう。読んでくれてありがとうございました!
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