Native Instrumentsが新しい「プラットフォーム戦略」のために20%の人員削減を発表

世界有数のソフトウェアプラグイン・メーカーNative Instrumentsが大幅な人員削減を発表しました。Google Newsで日本語の情報があまり出てないのでメモ程度に書きます。

ユーザーとして気になるのは、大幅な方向転換に見えるこの決定が今までのソフトウェア・ハードウェアにどんな影響を与えるかです。上の記事にあるサイトとNative Instrumentsの間で取り交わされたQ&Aに以下のような文章があります。

"The reason why we are focusing on a platform strategy is actually to improve the experience for all users of our products."

「プラットフォーム戦略に集中する理由は、全てのプロダクト・ユーザーにより良い体験を提供するためです」ということで、これまでの既存のプロダクトに見切りをつけてのことではないみたいです(直近の営業成績も黒字)。

Native Instrumentsは2017年に音楽権利関係のスタートアップ「Metapop」を買収し、2018年にはsounds.comというサブスクリプション制サンプル素材提供サービスをはじめました。上記の記事ではそういった過去の動きと今回の決定を暗黙に結びつけている感じがしますが、今後どんなニュースが飛び込んでくるかを待ちたいと思います。

最後に、新しいプラットフォーム戦略の中身予想してみます。

・音楽プロデューサーを対象にしたSNS的なコミュニティ

・曲の売買が直接可能なマッチングサービス(様々な条件・権利での売買が可能)

・音楽の仕事のマッチングサービス

仕事のマッチングサービスとかだったらいいな〜と個人的には思いますね。今から来るべき事態に備え素振りをしておきますか(笑)。

(誤字訂正 2019年9月10日)

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