世界一高い家賃の香港【不動産と家賃が下がり出している今がチャンス 】
私は 香港でビジネスをスタートしたのが2018年。
金融マンや商社マンが住みやすい金融都市であり
ダブリュやローズウッドなどファイブスターホテル K11やエレメントなどハイブランドだけの高級モールが続々オープンしてます。
老舗ホテルのペニンシュラやマンダリンオリエンタル シャングリ・ラなどのクラシックと 新たなモダンなビルが融合して 香港の夜景は 豪華さでは世界一だと思っていて
新型コロナが収束すれば 富裕層や高所得者層から
香港での消費が戻ることを期待してます
すでに2020年10月3日国慶節祝う人達で街は日とが増えて 繁華街に人が戻り始めています
カラオケやパブの営業は2時までとなり キャバレーやクラブは昼も営業するという程 盛況が戻りつつあるようです。
私が香港に来て2回の引っ越しを経験しました。
1回目は 香港島のエステート。
2回目は カオルーンのOlympicでモールと駅に連結した都会型のエステートです。
同じ共有施設が充実したマンションですが 今 前者は売り物件には買手が有利で(以前は真逆)
この1年で賃貸料が15%程度下がっており、
元々利回りが取れない香港不動産ではキャピタルゲインでの資産価値上昇を目当てにした相場高が続いていたのが それも失速しました。
後者は日本と同じで バブル崩壊で一時的にパニックで賃貸料相場が大きく崩れてますが 経済が動き出せば新たなテナント(流行りのビューティーブランドやお洒落なベーカリーカフェなど)が出店チャンスです。
香港島のセントラル中心のTOPSHOP は閉店しますが超一等地がファストファッションから新たなテナントに変わる良い機会です個人的には 中国茶と飲茶をお洒落に楽しめるような店が出来たらと思いますが、
元々 良い立地であればsquarefeet当たり2~4万円と高いテナント料でしたから半分になるとしてもジュエリーやハイブランドでないと出せないので結果として街にそのような店ばかりが軒を連ねて 成金趣味で自然なお洒落さに欠ける街でしたので、
これから まだまだ下がりそうです。
私が経営する東京銀座のテナントが現契約で坪4万としたら 今 香港島のセントラル界隈なら坪計算だと12万位ですから無茶苦茶なのがお分かり頂けると思います。
表参道でも坪5万から路面テナントで10万までですから、
私が経営する香港のテナントは香港島のセントラル隣で政府系のオフィスが多い一等地ですが 古いビルの1Fショップフロア(大阪駅前第三ビルのイメージ)なので坪28000円となんとかテーラーが成り立つレベルです。ここには飲食店フロアもあります。
同じフロアにイギリス系やローカルのテーラーが16件も営業しているのが頷けますがローカルビルです。
上に書いたセントラル界隈にあるテーラーはオーダースーツ1着がHK$25000と高価です。
残念ですが場所代ですね、
アドミラルティセンター内だと FIVEONE はHK$10000ぐらいで上と同等のお仕立てが可能ですし、
だいたいのテーラーはHK$5800からオーダースーツを購入頂けますので香港でスーツを仕立てるビジネスマンには有名です。
私が昔の日本で見た 不動産バブルは経済を歪ませるだけでなく、
若い人が起業にチャレンジするのにも悪影響であり
香港経済には これから2~3年かけて東京の不動産相場程度になってくれればと願い、
いずれ 世界一家賃が高い都市の汚名を返上してくれると思います。