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結び(ムスビ)
袋帯、風呂敷、結髪、多様な結び方をする文化は世界的に見ても日本だけじゃないでしょうか。
日本の結びを発達維持できたのは奈良末期〜延喜天暦の時代に朝廷が儀式のルールを事細かく記載したことが起因になったようです。
言葉の意味を紐解くとムスは『産出』ヒは『魂』となり霊力を産むものとなります。古代は、産霊と書いてムスビと読んできました。神聖な場所を『結界』することも大事な人と交わす『結縁』も同志が誓いをたてる『結社』も結ぶこと。このことからも日本人はかなり古い時代から結びを重んじてきたことがわかりますよね。
結ぶことは、日本文化のルーツを辿ることであり切っても切り離せないもののように感じています。