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聚光院特別拝観
狩野永徳障壁画が久しぶりに聚光院に里帰りしたということで見に行ってきました。
感想は一言では表せられないほど美しいものでした。父、狩野松栄は柔らかな作風に対して永徳はダイナミックで躍動感に溢れ目を奪われるような作風でした。天才絵師とゆわれた永徳、納得です。
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狩野派は四百年幕府の絵師集団として近世画壇に君臨し続けたそうです。世界的に見てもここまで長きに渡って第一線で活躍した集団はないそうです。すごい!!
そしてもう一つお目当ての作品がありました。
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そう!!千住博先生の滝の障壁画です。
十六年の歳月を経て完成させた大作。鮮やかな群青から真っ白な滝が浮かびあがる姿は、圧巻でした。見ている内に雑念が取り払らわれてココロが研ぎ澄まされるような感覚に陥りました。見れてよかった。一生に一度見るべき作品だと思います。
ひさびさにココロを揺さぶられた印象深い一日になりました。