だんドーン4巻読んだどー
デビュー作「ハコヅメ」が
大当たり泰三子の二作目。
日本警察の父と呼ばれる川路利良を主役に
薩摩藩目線で描いた幕末歴史コメディ。
4巻は桜田門外ノ変
凄惨な事件だけど、当時の資料や検死書類なんかも残ってる幕末すごい。幕府と薩摩藩の密偵や忍びの者達のアナログ情報合戦。手柄の記録を残す為に薩摩藩が手配した記録係や江戸町民の見物人に混ざり、宣伝係として絵師も何名か居たそうで。
もちろん浮世絵師の血みどろ芳年(月岡芳年)もお呼ばれしてたらしい。情報筋の四ツ目屋作蔵(何屋さんかは調べてみてね)と、芳年、ビジュアル系に描かれておる❗️
レンタル漫画なので、カバーイラスト載せられんのだが、単行本4巻は作者の意図とは裏腹に売り上げ優先の絵面になってしまったエピソードや、いかに作者が史実を調べ上げ、それを元にエンタメ性を持たすかの努力をしてるのか、伝わってくる〜。
江戸時代、300年の鎖国中、日本で歴史を動かしていたのはとんでもないスノッブな人達だった。高度に洗練、形式を重んじる文化(能楽、茶道、華道)を身につけ、切腹も強制や報酬無しに命を賭けたスノビズム(カッコつけ)として敢行した…ってな事を言ってる哲学者コジェーブ(「暇と退屈の倫理学」國分功一郎著より)が居たらしい。
夜中の漫画はやめられないね!
茎わかめには焼酎の方が合うね!
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