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グルメな夫が料理をしない、もとい、できないとき
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グルメな夫のおいしい手料理を楽しむ毎日の極楽がときどきとぎれるときがある。仕事が忙しすぎると、グルメな夫が料理をしない、もとい、できなくなるのだ。
そんなときのサバイバルの食卓は、切るだけ、混ぜるだけ、のせるだけ、解凍するだけ、チンするだけ・・・。当然偏ったメニューになる。
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得意料理は冷奴、のはずだったが、夫が食べられないので、それはだせない。グルメを自認する夫は「グルメは何でも食べる!」と豪語しているが、実は食べられないものがある。
梅干しも納豆も食べるが、冷奴と卵ご飯はダメである。豆腐や卵を生で食べる習慣がインドネシアにはないからだ。牛乳や生乳ヨーグルトが食べられないのは若い時乳製品を食べる生活をしていなかったから。魚の缶詰はあくまで非常食であり、「何が悲しくて缶詰を食べなきゃいけないんだ?」という気持ちになるらしい。
アボカドにわさび醤油という組み合わせはメンタルブロックがかかるらしい。アボカドもわさび醤油で食べる刺身も好きなのに、組み合わせが悪いらしい。オーストラリアで気に入ったアボカドとベジマイトの組み合わせを勧めてみたが、これもダメである。ベジマイトはビタミンB1が豊富な発酵食品だが、いかんせん、臭いがダメな人が多い。
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幸い、偏ったメニューの日々は幾日も続かない。グルメな夫が復活するからである。