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グルメな夫の煎餅は無事に日本に着いたのか?

グルメな夫はインドネシアのジャワ島中部の古都スラカルタ(通称ソロ)の出身である。ソロは食べ物がおいしい町である。グルメな夫はその中でも特に美味しいところで食べ物を買う。最近はソロのお土産はおいしいスナックと決めている。

ソロでおいしいスナックを売っているお店

いつも行くお店まで約5キロ。Grabという配車サービスを使ってお店に行った。おいしいスナックがたくさんあって、たくさん買うと段ボール箱に入れてくれる。日本に帰るときはそのままその箱を持っていけばよいので助かる。いろいろある中で、私のベスト3は
ジャックフルーツの乾燥チップス(keripik nangka)
大豆発酵食品のテンペの甘辛チップス(tempe kering)
ムリンジョという木の実の小さな甘辛あられ(emping kancing pedas)

インドネシアのスナック、わたしのベスト3

ムリンジョのおせんべいは「ウンピン」といって、大きいのも小さいのも、甘いのも辛いのもある。グルメな夫は特大のウンピン煎餅を買い求めた。

グルメな夫が買った特大のウンピン

初めて見る商品である。ムリンジョはドングリ大の小さな実だから、特大のウンピンをつくるには、いくつもの実をくっつけて煎餅状にしなくてはならない。塩味と甘辛のたれがついている。とてもしっかりしたプラスチックの袋に入っていたが、ジャワ島からバリ島、シンガポールを経て関西空港にたどり着くまで、道のりは長い。箱の隙間を埋めるためにジャワティーやハーブティーも詰め、荷造りテープを買ってしっかり補強した。
帰国してみると、袋の中で煎餅どうしがぶつかり合ったのか、半分くらいこわれていた。しかし、味はとびきりおいしい。さすがはグルメな夫が買うだけのことはある。

油で揚げる前のウンピン
揚げた後のウンピン

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