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『ラヂオは笑ふ』(1932年10月14日米公開・パラマウント・フランク・タトル)

ハリウッドのシネ・ミュージカル史縦断研究。5月9日(月)は、プレコード期の1932(昭和7)年、ラジオやレコードで大人気のビング・クロスビーをフィーチャーしたパラマウントのオールスター映画シリーズ第1作”The Big Broadcast『ラヂオは笑ふ』(1932年10月14日米公開・パラマウント・フランク・タトル)をスクリーン投影。これは一度もソフト化されていないので、1980年代に知人にアメリカで放映された時に録画してもらったβテープをデジタル化したもので観た。

原作はウィリアム・フォード・マンリーによる戯曲”Wild Waves”をジョージ・マリオン・ジュニアが脚色。ラジオで人気の歌手・ビング・クロスビーを主人公に、倒産寸前のラジオ局を買い取ったテキサスの石油王の青年・スチュアート・アーウィンと、その恋人・レイラ・ハイアムズの恋のさやあてを描くミュージカル・コメディ。ジョージ・バーンズ&グレイシー・アレンがコメディ・リリーフとして登場。ビング・クロスビーとのコラボで知られる伝説のギタリスト、エディ・ラング、ラジオ中継のゲストとして、キャブ・キャロウェイ楽団、ミルス・ブラザース、ボズウェル・シスターズ、ヴィンセント・ロペス楽団、ケイト・スミスなどのパフォーマーが次々と登場して、パフォーマンスを繰り広げる。

1930年代前半の、ジャズや音楽界の伝説のスターが次々と現れるので眺めているだけでも楽しい。ビング・クロスビーが"Where the Blue of the Night"「いつの日か君に」"Dinah"「ダイナ」と極め付きを唄い、新曲"Please"「プリーズ」を披露する。もうそれだけでたまらない。キャブ・キャロウェイが伝説の"Minnie the Moocher"「ミニー・ザ・ムーチャー」の指揮をして「ハイディ・ハイディ・ホー!」とシャウトする。黒人コーラス・グループのミルス・ブラザースが"Tiger Rag"「タイガー・ラグ」を唄う。若い頃からレコードで繰り返し聞いてきた歌声が映像で観ることができるのだ!まさに、ぼくにとっては夢の映画である。

タイトルバック、出演アーティストの紹介が楽しい。まずビング・クロスビーが"Where the Blue of the Night"「いつの日か君に」を唄う。続いてケイト・スミスが"When the Moon Comes over the Mountain"「山の上に月が昇れば」をワンフレーズ唄う。美しい声のコーラス・グループ、ボズウェル・シスターズが"Shout, Sister, Shout"「シャウト・シスター・シャウト」のハーモニーを聞かせてくれ、キャブ・キャロウェイ楽団が"Minnie the Moocher"「ミニー・ザ・ムーチャー」を唄って、ミルス・ブラザースが"Goodbye Blues"「グッドバイ・ブルース」のハーモニーを聴かせてくれる。わずか87分の映画だけど、タイトルバックだけで3分25秒もある。

舞台はニューヨークのラジオ局”W-A-D-X”。本番数秒前、アシスタントがアナウンサーにメモを持ってくる「ビングはまだ来てない!」。虚しく響く時計の音。キャブ・キャロウェイがアナウンサーにアイコンタクトを取り、定刻通り演奏を始める。「ミニー・ザ・ムーチャー」のイントロに乗せてアナウンサーのMC。キャブ・キャロウェイ楽団がスピーディに演奏するのは”Hot Toddy”「ホット・トゥデイ」(作曲:ベニー・カーター)。ホットでスピーディ、ご機嫌なインストナンバー。クラリネットがクネクネ動き、指揮するキャブの動きに合わせて、マイクがジャンプする。演奏がクライマックスに達した頃、スポンサーが怒りながら局へ入ってくる。

キャブ・キャロウェイ

局長・ジョージ・バーンズ(自身役)に「ビングをクビにしろ!」「なぜ?」「今日の放送に遅れたじゃないか!私はビングに金を払っているんだ」。彼を下ろさないならスポンサーを降りると鼻息が荒い。

ラジオ歌手のビング・クロスビー(ビング・クロスビー)は時間にルーズでのんびり屋。恋人モナ・ロウ(シャロン・リン)との結婚が間近なのでうかれている。それでも慌ててラジオ局に向かうビングをのせたタクシー。フランク・タトル監督は、サイレント時代の話法でモンタージュを巧みにコミカルなヴィジュアルを展開。ビングがタクシーから降りた瞬間、街を歩いていた女性たちが「ビング!」と叫びながら集まってくる。恋人と一緒の女性は彼氏を置いて「ビング!」。車椅子の女性は立ち上がり「ビング!」。 ビングが手袋を落とすと、それを拾おうとして女性が殺到。ビングはもみくちゃになる。サイレント・コメディの手法で笑いが展開される。

ようやくスタジオに入ったビング。髪の毛はくちゃくちゃ、顔はキスマークだらけで”I Surrender Dear”「アイ・サレンダー・ディアー」を唄い出すも、スタッフに歯がいじめにされて止められる。ビングは出入り禁止となってしまったのだ。

ロビーカード

ドレスルーム。あまり深刻そうではないビングは、髪の毛を整えながら”Dinah”「ダイナ」を唄っている。バックにはエディ・ラングのギターの音色。黒人の靴磨きがビングの靴をリズミカルに拭く。それに合わせて軽やかにスキャットするビング。キメの”Just to Be With Dinah Lee”がとにかくカッコいい!

局長室では、秘書のアニタ・ロジャース(レイラ・ハイアムズ)に、遅刻を繰り返すビングへの最後通牒をタイプさせている。そこへビングが入ってきて遅刻を謝るが、事態は最悪になっている。それでも意に解さないビングは「明日、モナと結婚するんだ」とご機嫌である。「ハッピー・ブロードキャスト」と片手をあげて「いつの日か君に」をハミングして部屋を出ていくビング。アニタはビングに恋心を抱いていたので、ダブルでショックである。失意のアニタの代わりに、この日の秘書業務を代行するのは、グレイシー・アレン(自身役)。

ここからバーンズ&アレンの漫才トークとなる。日本で言うなら夫婦漫才。天真爛漫でマイペース、天下御免のボケ役のグレイシー・アレンは、日本で言うならミス・ワカナ。パラマウントの音楽映画や喜劇には欠かせない二人。ドラマを停滞させるほど、グレイシーのボケは冴わたる。

場面は転じて、電話交換手のボズウェル・シスターズが登場。美しいハーモニーで「クロスビーをクビにはできない」とラジオ局の誰しも思っていることを唄う。歌い終わりに”Speak Easy”と指先を唇にあてる。この”Speak Easy”がかけ言葉になって、場面は秘密酒場へ。この映画が作られた1932年はまだ「禁酒法時代」(1920年1月17日〜1933年12月5日)なので、ニューヨークではおおっぴらに酒を飲むことができなかった。

ボズウェル・シスターズ

テーブルには、ひとりビールを飲み続ける若者・レスリー・マクウィニー(スチュアート・アーウィン)は失恋して失意のどん底にいる。レスリーはテキサス出身。ラジオ局長の秘書・アニタに恋をしていたが、彼女に振られてやけ酒中。そこへ、クビになったのに「明日、結婚するんだ」と能天気なビングが「友達になろうぜ」と声をかける。「いい男だね」とレスリー。ビングは彼が自分のことを知っているものと思って、ポートレイト用のキメ顔をする。これぞパラマウント調! のちのビング&ボブ・ホープの「珍道中シリーズ」のような笑い。しかしレスリーはビングを知らない。そこでビング、大ヒット曲「いつの日か君に」を唄い出す。

それでもレスリーは、「ミスター・ホーンスビー」と名前を間違えてしまう。BGMはビングの"Here Lies Love"のインストが流れている。ビングは「明日結婚する」とご機嫌だが、レスリーは「僕はダラスの女の子に振られちゃった」とポケットからアニタの写真を出して見せる。レスリーは彼女と婚約していたが、彼女は彼を袖にしてニューヨークへ。それで追いかけてきたのだという。「どこかで見た顔だな?」ビングはまだ気づいていない。

酒場では、アーサー・トレイシーがアコーディオンの弾き語りで"Here Lies Love"「ヒア・ライズ・ラブ」を唄っている。マイナーな曲調のブルースである。レスリーの気持ちと呼応している。バーのカウンターで新聞の一面を観て、ビングは自分がクビになり、婚約者のモナに振られたことを知ってショック。"Here Lies Love"のメロディーがビングの切なさとリンクする。落ち込むビングを慰めるレスリー。"Here Lies Love"の曲が最高潮に達する。見事な選曲、見事な展開。

この"Here Lies Love"は、そのままヴィンセント・ロペス楽団の演奏に乗り替わり、マンハッタンのビルのルーフトップ・ナイトクラブのシーンとなる。カメラがパンをすると摩天楼のビル(ミニチュア)の階上にある、ビングのペントハウスとなる。結局、ビングはレスリーを連れて部屋へ帰ってくる。部屋にはビングの婚約者・モナの写真ばかり飾ってある。

ビングはモナの写真を手に、ゆっくりと呟き始める。それが"Here Lies Love"のヴァースとなって、ビングが"Here Lies Love"を唄い始める。このランディング感がたまらない。部屋中のモナの写真を暖炉にくべて燃やすビング。こうした演出で新曲の印象が観客に植え付けられて、曲がヒットしていった。

結局、ビングとレスリー。失恋した二人はベッドルームに横たわり、ガスの栓を捻る。男二人で世を儚んで死のうというのだ。しかし、そこへビングのことを心配したアニタがドアマンに鍵を開けてもらい入ってくる。ブレイカーが落ちていて部屋が真っ暗なので、マッチで火をつけた途端にドッカーン。ドリフのコントのようなオチとなる。

ここからアニタ、ビング、レスリーの奇妙な三角関係となる。親切なビングはレスリーをラジオ局で仕事ができるようにと、3人でラジオ局へ。しかしすでにスポンサーは降りていて、局は借金で首が回らなくなり、当局から差し押さえを食らって、倒産のピンチ。そこでレスリーが「僕が買い取るよ」とラジオ局のオーナーに。レスリーはテキサスの石油王で資産家だったのである。

そこで局の信用を取り戻すために、レスリーは、オールスターを集めた”ビッグ・ブロードキャスト”「1932年の大放送」を企画する。もちろんメインはビングである。ビングに惹かれながらもレスリーがかわいそうになったアニタはビングのことを忘れるためにレスリーにキスをしてと頼む。

一方、ビングは、エディ・ラングのギター伴奏で新曲"Please"「プリーズ」を練習する。このシークエンスが、とにかく素晴らしい。若き日のビング・クロスビーのベスト・パフォーマンスだろう。この『ラヂオは笑ふ』ヴァージョンの"Please"は、配信でも販売されているので是非!

さて、ハリーがビングのアパートに戻ってくると、なんとモナと鉢合わせ。ハリーは「ビッグ・ブロードキャスト」を成功させたいので、ビングに遅れないように釘を差す。しかし、ビングの元婚約者のモナが舞い戻って二人はもとの鞘に収まり、再び結婚をすることに。有頂天のビング、モナとデートに出かけてしまう。果たしてラジオの本番に間に合うのだろうか?

いよいよ「ビッグ・ブロードキャスト」オンエアが始まる。レスリーがビングを迎えにくると、ビングは泥酔して寝たふり。モナと過ごしたいので、また悪いサボり癖が出ているのだ。どうしよう?「アニタが待っているから起きてくれ!」と必死のレスリー。放送開始時間となる。

その会話を聞いていたモナ「アニタって誰よ!」と激怒。また癇癪が始まる。ビングは「レスリーが彼女を愛しているけど、彼女は僕が好きなんだ」とシレッとしている。すると花瓶が飛んできてガシャンと壁で炸裂。意を決したビングは、ファイティングポーズ。

ロビーカード

ミルス・ブラザース ”Tiger Rag”

カットが変わって「ビッグ・ブロードキャスト」。アナウンサー(ドン・バル)が「トップは、ミルス・ブラザース!」と紹介。ミルス・ブラザース!”Tiger Rag”「タイガーラグ」を気持ち良いコーラスで唄う。

ミルス・ブラザースは父・ジョン・ミルスが、3人の息子ハーバート、ハリー、ドナルドと結成した”バーバーショップ”スタイルのコーラス・グループ。1922年に父に変わってジョン・ジュニアが加わり4人兄弟のグループとなる。1931年にレコード・デビューをして間もなくの本作への出演となる。1935年にジョン・ジュニアが事故で亡くなり、再びパパ・ジョンがリーダーになるので、4人兄弟の体制は貴重な映像。

この”Tiger Rag”は、フランシス・フォード・コッポラ監督『タッカー』(1988年)で、ジェフ・ブリッジスたちが「タッカー車」を作るときに、仲間達と唄う曲でもある。

ビングが出演できないかも? レスリーは心労しながらラジオ局への道を歩いていると、ビングの「プリーズ」レコードが聞こえてくる。あ!この手があった。レコードをかければいい! しかしレコード屋はすでに閉店。なんとか開けてもらって「プリーズ」を入手したものの落として割ってしまう。どうしよう? レスリーの奮闘努力ぶりがコミカルに描かれる。

ヴィンセント・ロペス・オーケストラ

アナウンサー(ジェームズ・ウェリントン)が次のアーティスト、ヴィンセント・ロペス・オーケストラを紹介。ロペスがMCを始めると、「ザ・イレヴェレント(不遜な人物)」として大人気のドラマー、マイク・ライリーがドラムを叩きながら「♪アイアム・ドラマー」と唄い始めて、箸で鉄琴を叩いてコミカルな演奏が始まる。

ヴィンセント・ロペスは、ポルトガル系移民の息子で、1917年にダンス用の楽団を結成。ピアニストとしても人気で、1921年に、ニュージャージー州のラジオ局WJZで、毎週90分の番組を担当。これが大評判となりラジオ普及に貢献。つまりラジオが産んだ最初の人気者だった。

ロペス楽団には、アーティ・ショウ、ザビア・クガート、ジミー・ドーシー、トミー・ドーシー、グレン・ミラーなどのジャズ・ジャイアンツたちが在籍していた。いわば老舗のジャズ・オーケストラである。

ヴィンセント・ロペス

ドナルド・ノーヴィス

続いて、テノール歌手として大人気だったドナルド・ノーヴィスが登場。朗々と”Trees”「ツリーズ」を唄う。作詞はジョイス・キルマー、作曲はラルフ・レンジャー。ノヴィスはラジオ・オーディションで優勝して、映画界へ。探偵もの「ブルドッグ・ドラモンド」(1929年)でスクリーン・デビューを果たし、この年に『君とひととき』(1932年・エルンスト・ルビッチ)に歌手役で出演。ブロードウェイ・ミュージカルで活躍。その後、ディズニー漫画『バンビ』(1942年)でアカデミー主題歌賞にノミネートされた”Love is a Song”「愛のうたごえ」を唄っている。

ボズウェル・シスターズ ”Crazy People”

アナウンサー(ノーマン・ブロッケンシア)が紹介するのはボズウェル・シスターズ。唄うは”Crazy People”「クレイジー・ピープル」。コニー、マーサ、ヴェットの三姉妹によるコーラス・グループ、ボズウェル・シスターズは、その美しいハーモニー、抜群のスイング感で1930年代、一世を風靡したガールズ・グループである。彼女たちがブレイクしたのもラジオで、1930年にロサンゼルスのラジオ局と契約、すぐにニューヨークへ拠点を移して、ブランズウィック・レコードと契約、たちまちトップ・シンガー・グループとなる。

ケイト・スミス

続いてアナウンサー(ウイリアム・ブレントン)が紹介するのは、やはりラジオ・スターとしてブレイクしたケイト・スミス。美しい歌声で”It Was So Beautiful”を披露する。この曲は作曲がハリー・バリス、作詞はのちにMGMミュージカル黄金時代をプロデューサーとして牽引していくことになるアーサー・フリード。ケイト・スミスは1930年代「ラジオ界のファースト・レディ」として知られCBSラジオで人気番組を持っていた。アーヴィング・バーリン作詞・作曲の"God Bless America"「ゴッド・ブレス・アメリカ」"When the Moon Comes over the Mountain"を唄ってアメリカの国民的歌手となった。

苦心してなんとか「プリーズ」のレコードを入手したレスリーは、局に電話して、ビングのスタンバイを指示する。

キャブ・キャロウェイ

ラジオからは「ハイ・ディ・ハイ・ディ・ホー!」とキャブ・キャロウェイの声が聞こえる。アナウンサー(ジェームズ・ウエリントン)がキャブ・キャロウェイ楽団を紹介。「ハーレム・ハーモニーをどうぞ」。真っ白いタキシードのキャブが、うなずいて指揮を始める。曲は”Kickin' the Gong Around”(作曲:ハロルド・アレン 作詞:テッド・コーハー)

1930年、ハーレムの「コットン・クラブ」でデューク・エリントンの代役を務めたとき、NBCが週2回「コットン・クラブ」からラジオ生中継をして全米で大人気となる。そのコミカルかつ猥雑なダンスが大受けして、ノヴェルティ・シンガーとして、そのバンド演奏はアトラクション性も高く、特に1931年にリリースした「ミニー・ザ・ムーチャー」が大ヒット。1930年代のブラック・ミュージックのアイコニックな存在となったキャブ・キャロウェイを僕が知ったのは『ブルース・ブラザース』(1980年・ジョン・ランディス)だった。

ビング・クロスビー Please

いよいよビングの出番となる。レスリーはディレクターに「ターンテーブルを用意してくれ」「プリーズ」のレコードをかけるが、レコードは運んでくる途中にライターの熱でヨタってしまい、大失敗。ならばとレスリーは、スタジオのカーテンを閉めて、なんと自分で「プリーズ」を歌い始める。しかしビングの甘い歌声には程遠い。口笛もヨタってどうにもならない。さあどうする? というときに、ビングがスタジオに現れて「プリーズ」を歌い始めて大団円となる。

レスリーはアニタと熱いキス。ビングの歌声に陶然となるモナの目にはアザが… というプレコード期ならではの思わせぶりなオチとなる。

【ミュージカル・ナンバー】

♪ミニー・ザ・ムーチャー Minnie the Moocher

作詞・作曲:クラレンス・ガスキル、キャブ・キャロウェイ、アーヴィング・ミルズ
*パフォーマンス:キャブ・キャロウェイ

♪プリーズ Please

作詞:ラルフ・レインジャー 作詞:レオ・ロビン
*パフォーマンス:ビング・クロスビー、エディ・ラング(ギター)
*パフォーマンス(リプライズ):スチュアート・アーウィン、ビング・クロスビー、エディ・ラング(ギター)

♪アイ・サレンダー・ディアー I Surrender Dear

*鼻唄:ビング・クロスビー

♪ダイナ Dinah

*唄:ビング・クロスビー

♪ヒア・ライズ・ラブ Here Lies Love

作曲:ラルフ・レインジャー 作詞:レオ・ロビン
*唄:アーサー・トレイシー
*パフォーマンス:ビング・クロスビー、ヴィンセント・ロペス楽団

♪ツリーズ Trees

作曲:ラルフ・レインジャー 作詞:ジョイス・キルマー
*唄:ドナルド・ノーヴィス

♪イット・ワズ・ソー・ビューティフル It Was So Beautiful

作曲:ハリー・ヴァリス 作詞:アーサー・フリード
*唄:ケイト・スミス

♪ホット・トゥデイ Hot Toddy

作曲:ベニー・カーター
*パフォーマンス:キャブ・キャロウェイ楽団

♪いつの日か君に Where the Blue of the Night (Meets the Gold of the Day)

作曲:フレッド・E・アヘルト 作詞:ロイ・ターク
*パフォーマンス:ビング・クロスビー

♪タイガー・ラグ Tiger Rag

作詞・作曲:ハリー・デコスタ、エドゥイン・B・エドワーズ、ニック・ラロッカ、トニー・サババロ、ラリー・シールド
*唄:ミルス・ブラザース

♪クレイジー・ピープル Crazy People

作曲:ジェームズ・V・モナコ 作詞:エドガー・レスリー
*唄:ボズウェル・シスターズ

♪キッキン・ザ・ゴーイング・アラウンド Kickin' the Gong Around

作曲:ハロルド・アレン 作詞:テッド・コーハー
*パフォーマンス:キャブ・キャロウェイ楽団

♪モーニン・ロウ Moanin' Low

作曲:ラルフ・レンジャー 作詞:ハワード・デイツ
*モナの初登場シーンに流れる。


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佐藤利明(娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサー)の娯楽映画研究所
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