『土曜は貴方に』(1950年7月12日米公開・MGM・リチャード・ソープ)
ハリウッドのシネ・ミュージカル史縦断研究。5月20日(金)は、フレッド・アステア&ヴェラ=エレン、レッド・スケルトン主演”Three Little Words”『土曜は貴方に』(1950年7月12日米公開・MGM・リチャード・ソープ)をアマプラ(ジュネス企画版)をスクリーン投影。日本では昭和29(1954)年6月5日に公開されている。本編とは関係ないのだけど『土曜は貴方に』(貴女表記のパンフもあり)という邦題がなんともヨキであります。アステア&スケルトンのコミカルなやりとりが楽しいミュージカル・コメディではあるが、MGMお得意の音楽伝記映画でもある。
フレッド・アステアとレッド・スケルトンが、マルクス兄弟の座付き作家として活躍したユニークなソングライターチーム、作詞家・バート・カルマー&作曲家・ハリー・ルビーの半生を、大胆な脚色を交えて演じている。バート・カルマーは1884年、ニューヨーク生まれ、ヴォードヴィルの舞台で、手品師やダンサーを経てソングライターとなる。相棒のハリー・ルビーは1895年、やはりニューヨークに生まれ、プロ野球選手として活躍後、ヴォードヴィルのピアニストに転向。そこで生涯のパートナーとなるバート・カルマーと出会い、1918年にコンビを結成。
「1918年のジーグフェルド・フォーリーズ」(1918年)を皮切りに、マルクス兄弟の”Animal Crackers”「けだもの組合」 (1928年)などのミュージカル・ナンバーを手がける。マルクス兄弟専属のソング・ライター・チームとなりパラマウント時代の『けだもの組合』(1930年)、『ご冗談でショ』(1932年)、『我輩はカモである』(1933年)の主題歌、挿入歌を手がけるた。ハリー・ルビーは脚本家としても『カンターの闘牛士』(1932年)、『ご冗談でショ』(1932年)、『我輩はカモである』(1933年)を執筆している。本作でハリー・ルビーを演じたレッド・スケルトンが出演したMGMミュージカル”Lovely to Look At”(1952年)のシナリオもハリー・ルビーの手になるもの。
カルマー&ルビーのヒット曲はかなりあるが、最も知られているのが、1928年のブロードウェイ・ミュージカル”Some Like It Hot”で、ヘレン・ケインが歌った"I Wanna Be Loved by You"「あなたに愛されたいのに」。ビリー・ワイルダー監督の『お熱いのがお好き』(1959年)でマリリン・モンローが歌ってリバイバル・ヒットした。オリジナル・シンガーのヘレン・ケインは、短編漫画映画のヒロイン、ベティ・ブープのモデルとして知られている。本作ではデビー・レイノルズがヘレン・ケイン役で登場。"I Wanna Be Loved by You"の”ププッピ・ドゥー”を創唱する瞬間が描かれているが、なんと吹替をヘレン・ケイン当人が担当している。
製作はジャック・カミングス。フレッド・アステアを7年ぶりにMGMに招いた『踊るニュウヨーク』(1940年)を手がけたプロデューサーでもある。MGMミュージカルでは「都会的」「洒脱」な作品が多い。アーサー・フリードを「大衆的」とするならば、カミングス作品は「都会的」なイメージがある。
バート・カルマー(アステア)のダンス・パートナーで、妻となるジェシー・ブラウンを演じるのはヴェラ=エレン。アステア、ジーン・ケリーと踊った数あるパートナーのなかでも、ダンスのキレ、エレガントさではダントツの素晴らしいダンサー。ヴェラ=エレンは、1921年、オハイオ州ノーウッドにドイツ系移民の娘として生まれた。9歳でダンスを習い、16歳でラジオのオーディション番組”Major Bowes Amateur Hour”で勝ち抜いてプロとなる。1939年、18歳でブロードウェイで初舞台、ラジオ・シティ・ミュージックホールの名物ダンスカンパニー”ザ・ロケッツ”のダンサーとなる。サミュエル・ゴールドウィンにスカウトされ、ハリウッドへ。『ダニー・ケイの牛乳屋』(1945年)に出演。その後、MGMと契約、『ワーズ&ミュージック』(1948年)、『踊る大紐育』(1949年)でジーン・ケリーと、本作と『ベル・オブ・ニューヨーク』(1952年)でアステアのダンス・パートナーとなった。
本作でもアステアと、オープニングのタキシード姿で踊る”Where Did You Get That Girl?”(作詞・作曲:ハリー・パック、バート・カルマー)、コミカルな新婚家庭のスケッチ”Mr. and Mrs. Hoofer at Home”(作曲:アンドレ・プレヴィン)、エレガントな”Thinking of You”(作詞作曲:ハリー・ルビー、バート・カルマー)などデュエット・ダンスを見せてくれる。また、MGMミュージカルらしく、水兵たちを従えてパリの踊り子に扮してチャーミングに歌って踊る”Come on, Papa”(作詞作曲:ハリー・ルビー、エドガー・レスリー、バート・カルマー)が見せ場となっている。ちなみにヴェラ=エレンの歌声の吹き替えはアニタ・エリスが担当している。
アステア映画ではあるが、膝を痛めて引退したダンサーがソング・ライターとなる話なので、いつものようなダイナミックかつ、創意工夫のソロ・ナンバーがないのが残念。ヴェラ=エレンのダンス・テクニックをプレゼンするのが目的でもあるので、アステアは一歩引いている。だが、それゆえコメディとしての味、アステアの良い意味での”軽み””コミカルさ”が全面に出ていて後口がいい。ソロということでは、舞台への想いやみがたいバート・カルマーが、誰もいない舞台で、膝を庇いながらソロでタップを踏んでみる”Where Did You Get That Girl?”のリプライズが味わい深い。ここでのピアノは21歳のアンドレ・プレヴィンが弾いている。結局、膝が痛くて途中で止めてしまうのだが、それを袖でじっとみていたハリー・ルビーとの絆が生まれる瞬間でもある。
バート・カルマー&ジェシー・ブラウンのステージ・マネージャー、チャーリー・コープを演じたキーナン・ウィンは、ベテラン・コメディアンのエド・ウィンの息子。アステアとは共演作が多く、『恋愛準決勝戦』(1951年)、『ザ・ベル・オブ・ニューヨーク』(1952年)、『フィニアンの虹』(1968年)や、人形アニメ「サンタが街にやってくる」(1970年)では声優として共演している。お父さんのエド・ウィンは、ディズニー映画の常連で「フラバァ」シリーズや、『メリー・ポピンズ』(1964年)のアルバートおじさんの役で、僕らには馴染みの俳優である。
ニューヨークで売り出し中のダンス・チーム、バート・カルマー(アステア)&ジェシー・ブラウン(エレン)は相思相愛の仲。ショーの人気者のバートは多彩で、ダンスだけでなく、作詞も手がけて、さらには趣味が高じて魔術の舞台まで出演していた。ある日「大魔術師ケンドール」と称して魔術のステージに立つが、急遽、助手を頼んだピアノ弾きのハリー・ルビー(スケルトン)が、マジックのガチョウを出すタイミングを間違えて大失敗。ステージは大混乱となる。
ハリー・ルビーは作曲家志望で、いまはピアノ伴奏をしているが、元はプロ野球選手。暇さえおればキャッチボールをしている野球マニア。バート・カルマーは魔術好きが高じてステージに上がっている。つまり、どっちもどっち。今ではオタクという概念があるけど、当時は風変わりな愛すべき人物として描かれている。
だから二人がソングライター・チームを組むと、ビング・クロスビーとボブ・ホープの「珍道中」シリーズのような雰囲気となる。伝記映画であることをいつしか忘れてしまうほど。それが楽しい。バートは再びジェシーとミュージカルのステージに立つ。ここで展開されるのが新婚家庭を舞台にしたダンス・スケッチ”Mr. and Mrs. Hoofer at Home”。作曲はMGM音楽部にいた若き天才・アンドレ・プレヴィン! なんとこの時はまだ21歳の若者だったが、ロジャー・イーデンスの助手をつとめていて、このナンバーを任されたのがキャリアの始まり。
ヴェラ=エレンとアステアのこのナンバーは、本作でのアステアの最大のハイライト。とにかく二人のキビキビした動き、アステアの跳躍、ヴェラ=エレンの脚の美しさ!彼女のハイキック!まさしくショウ・ストッパーである。しかしこのナンバーの直後、バート・カルマーは膝を痛めてしまい、全治一年と診断されてステージに立てなくなる。ジェシーの才能が惜しいと、カルマーはコンビ解消を申し出て、マネージャーのチャーリー(キーナン・ウィン)に彼女を託す。
作詞家となったカルマーはある日、新人作曲家の曲が気に入り、彼と共作をすることに。そこで"My Sunny Tennessee"が出来上がるのだが、なんとその作曲家は魔術の舞台をメチャメチャにしたルビーだとわかって激怒。とはいえ二人が書いた"My Sunny Tennessee"は大ヒット。この頃は、レコード時代の前夜、楽譜が売れてナンボの世界。ソングプラガーとしてデパートの楽譜売り場でカルマーがうたいルビーがピアノを弾いて楽譜を売る。そうして、日本の長崎を舞台にしたエキゾチックな"So Long, OO-Long"も、デモンストレーションしながら楽譜が飛ぶように売れる。
この"So Long, OO-Long"は、楽しい曲で1920年代のオリエンタル・モチーフのリトル・ソング。ソーロングと烏龍(茶)をかけて、長崎娘との恋を明るくセンチメンタルに描いている。このオリエンタル・ソングの系譜は、戦後もアーヴィング・バーリンの”SAYONARA”などへと続いていく。
カルマー&ルビーの曲はたちまち人気となり、ブロードウェイで活躍をしている演出家で俳優のカーター・デ・ヘイヴンの目にとまり、その妻・ローズ
・デ・ヘイヴン(グロリア・デ・ヘイヴン)が新曲"Who's Sorry Now?”(1923年)をパーティで唄う。ここでローズを演じているのが、女のグロリア・デ・ヘイヴンというのが嬉しい。このWho's Sorry Now?”は『マルクス捕物帖』(1940年)の挿入歌となる。
しかし舞台への未練やみがたく、カルマーは誰もいない劇場で、膝の回復を試すために一人でソロタップを踏む。"Test Solo"である。バックに流れる"Where Did You Get That Girl?"のピアノはアンドレ・プレヴィンが弾いている。アステア&プレヴィンの共演! アステアは杖=ステッキを片手に軽快なダンスを踊る。『トップハット』(1935年)や『踊る騎士』(1937年)、『晴れて今宵は』(1942年)、『ブルースカイ』(1946年)で、アステアはステッキを片手に踊ってきたが、それぞれルーティーンが異なる。
ソロとなりトップスターへの階段を登り始めたジェシーのステージを、カルマー&ルビーが観にいく。そこでヴェラ=エレンが魅せてくれるのは、MGMミュージカルらしいプロダクション・ナンバー"Come On Papa"。カルマー&ルビーがコンビを組んだ1918年の曲である。ここでもヴェラ=エレンのハイキックが堪能できる。
ジェシーは、最前列に座っているカルマー&ルビーを紹介。二人をステージへ上げる。そこで3人で歌うのが、"Nevertheless (I'm in Love with You)"。アステアとヴェラ=エレン(吹替:アニタ・エリス)がまずデュエット、そこへスケルトンが加わっての三重唱となる。静かなナンバーだが美しいラブソング。カルマー&ルビーが1931年に発表した曲で、この映画が公開された1950年にミルス・ブラザース、レイ・アンソニー、フランキー・レイン、そしてフランク・シナトラが唄ってリバイバル・ヒットをした。
やがてカルマー&ルビーが作詞作曲、台本も手がけたマルクス兄弟のブロードウェイのコメディ「けだもの組合」(1928年)が大ヒット。44丁目劇場での初日の劇場前のシーンとなる。少しだけだが、主題歌"Hooray for Captain Spaulding"のフレーズが出てきて、マルクス兄弟主義者としては嬉しい限り。その舞台を観に来ていた女優・テリー・ローデル(ゲイル・ギボンズ)に一目惚れしたルビーは、彼女と婚約。
バートとジェシーのカルマー夫妻を連れて、彼女が出ているナイトクラブへ。そこでゲイル・ギボンズが唄うのが"All Alone Monday"(1926年)。美しいバラードで、ルビーは新作舞台にテリーを起用。ここでゲイル・ギボンズが着ている衣装は『イースター・パレード』(1948年・チャールズ・ウォルターズ)でアン・ミラーが着ていたドレスを流用している。
カルマーが目をかけてキャスティングしていたアイリーン・パーシー(アイリーン・ダール)は代役に降板させらる。しかし恋多きテリーは、すぐに他の男と結婚。失恋したルビーを慰めるのは、これが一番と、フロリダの野球キャンプへルビーを参加させる。ここからルビーが失恋するたびに、プロ野球キャンプに参加させるというルーティーンとなる。
ここからもナンバーの連べ打ち。カルマーとルビーが新曲"I Wanna Be Loved by You"「あなたに愛されたいのに」(1928年)を作ったものの、決め手にかけていて、どうしようかと相談しながら歩いている。ちょうど引っ越し荷物のピアノがあったのでルビーが弾き始めて、カルマーが唄う。そこへ居合わせた女の子が”ププッピ・ドゥ”とスキャットを入れて曲が完成。その女の子はヘレン・ケイン(デビー・レイノルズ)で、彼女主演でブロードウェイ”GOOD BOY”が大ヒット、ステージではカールトン・カーペンターとデビー・レイノルズ(吹替:ヘレン・ケイン!ノークレジット)が唄う。こうした「お馴染みの曲」の誕生シーンが音楽伝記映画の楽しさでもある。
ロンドンでの舞台公演も大成功。大西洋上の豪華客船のなかで、深夜の2時にルビーが作曲したばかりの新曲を、ジェシーが唄い、バートとデュエットで踊る。この"Thinking of You"(1927年)は、アステア&ヴェラ=エレンのロマンチック・ルーティーン。途中からルンバのリズムに転調するのもいい。静かだけど情熱的。アステアのダンス・パートナーとして、いかにヴェラ=エレンが優れていたかがわかる。
ここでカルマーの道楽がまた始まり、金主をみつけてミュージカル・コメディを製作しようと台本を執筆。しかしこれが、誰が読んでもひどい代物で、マネージャーのチャーリーが相談を受けたルビーは、金主に解約したほうがいいと申し出る。せっかくの舞台がおじゃんとなり、カルマーは激怒。またしてもルビーと大喧嘩。コンビは解消してしまう。
やがてハリウッドで大成功したアイリーン・パーシー(アイリーン・ダール)とルビーが結婚するになるのだが、アイリーンが、トップハットのダンサーを従えて映画撮影シーンでゴージャスに唄うのが"I Love You So Much"。バート・ウィラー&ロバート・ウーズリーコンビのミュージカル映画”The Cuckoos”(1930年・RKO)のナンバー。ちなみに"All Alone Monday"もこの映画のミュージカル・ナンバーとして使用されている。
夫たちがいつまでも仲違いしているのは良くないと、ジェシーとアイリーンは密かに二人の再会を仕組む。ラジオで二人のナンバーを次々と演奏、その功績を讃えるという番組の生放送に、バート・カルマーとハリー・ルビーを招いて、仲直りをさせる作戦は大成功。ここで、二人が出会った時に、ルビーが作曲していたが、カルマーが気に入らずにその都度却下されていた曲に。カルマーが密かに作詞をしていた”Three Little Words”がようやく完成。披露されて大団円となる。このラジオ番組のMCをしているフィル・リーガンは、ガイ・ロンバート楽団のシンガーから、人気ラジオ番組”バーンズ・アンド・アレン・ショー”に出演、人気ラジオパーソナリティとなった。最後にアーサー・フリード作詞、MGMミュージカルでお馴染みの”You are My Lucky Star”を唄う。
【ミュージカル・ナンバー】
♪あの娘とはどこで? Where Did You Get That Girl?
作曲・作詞:ハリー・パック、バート・カルマー
*唄・ダンス:フレッド・アステア、ヴェラ=エレン(吹替:アニタ・エリス)
♪彼女の全てはボクのもの She's Mine, All Mine
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー
*唄:カルテット(魔術上演のヴォードヴィル劇場)
♪フーファー夫妻の新婚家庭 Mr. and Mrs. Hoofer at Home
作曲:アンドレ・プレヴィン
ダンス:フレッド・アステア、ヴェラ=エレン
♪マイ・サニー・テネシー My Sunny Tennessee
作曲・作詞:ハリー・ルビー、ハーマン・ルビー、バート・カルマー
唄:フレッド・アステア、レッド・スケルトン
♪ソーロング・ウーロン
So Long! Oo-Long (How Long You Gonna Be Gone?)
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー
唄:フレッド・アステア、レッド・スケルトン
♪フーズ・ソーリー・ナウ? Who's Sorry Now?
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー、テッド・シニダー
唄:グロリア・デ・ヘイヴン
♪テスト・ダンス Test Dance
音楽:アンドレ・プレヴィン
ダンス:フレッド・アステア
♪カモン・パパ Come on, Papa
作曲・作詞:ハリー・ルビー、エドガー・レスリー、バート・カルマー
唄・ダンス:ヴェラ=エレン(吹替:アニタ・エリス)、コーラス
♪ネヴァーザレス Nevertheless
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー
唄:フレッド・アステア、ヴェラ=エレン(吹替:アニタ・エリス)、レッド・スケルトン ダンス:フレッド・アステア、ヴェラ=エレン
♪オール・アローン・マンデー All Alone Monday
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー
唄:ゲイル・ロビンス、(のちにアイリーン・ダール)
♪君微笑めば You Smiled at Me
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー
唄:アイリーン・ダール
♪あなたに愛されたいのに I Wanna Be Loved by You
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー、ハーバート・ストーザー
唄:デビー・レイノルズ(吹替:ヘレン・ケイン)
♪シンキング・オブ・ユー Thinking of You
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー
唄:フレッド・アステア、レッド・スケルトン
ダンス:フレッド・アステア、ヴェラ=エレン
♪愛しすぎてるの I Love You So Much
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー
唄:アイリーン・ダール
♪スリー・リトル・ワーズ Three Little Words
作曲・作詞:ハリー・ルビー、バート・カルマー
唄:フレッド・アステア、レッド・スケルトン
♪ユー・アー・マイ・ラッキー・スター You are My Lucky Star
作曲・作詞:ナシオ=ハーブ・ブラウン、アーサー・フリード
唄:フィル・リーガン
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