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人生の変え方VOL-4

バラ色の大学生活がやってきた!1年前は、陸上競技でプレッシャーに押し潰されそうになりながら、苦しい練習に耐え、受験勉強も本当に頑張った。そんなことから全て解放されまくれ、晴れて大学生!そして、下北沢に一人暮らし。バラ色だ。本当に楽しかった。特に1年生、2年生の時は、毎日が本当に楽しかった。飲み会、テニスサークル、合コン、アルバイト、合宿、ゼミ、なんでもありだ。そして、下北沢の私の部屋には友達がよく遊びにきたよ。サークルの友達、高校の友達、クラスの友達、そして知らない人・・・知らない人も来るんだぜ!実人数で120人は私の家に泊まった。延べ人数でいうと400人くらい。下北沢には2年間生活したので、2日に1日は誰かがいたことになる。かといって、適度に帰ってもらう。そういえば、大学に出勤するときに不審者と間違われつまみ出されてしまうような大学の教授も泊まったことあるよ。世の中には、いろんな人がいるということを学んだと思う。
私は、2年間過ごした下北沢から、入谷に引っ越しをした。なぜかって?それは、生活を変えるため。付き合っていた同い年の彼女が、短大を卒業し就職をした。ここで、危機察知能力が発揮される。やはり、女性目線で、社会人と学生のどちらがカッコよく写るか?当然社会人じゃね?絶対そうだよね?
学食でランチ定食Bを食べていると、ふと目に止まった。会社のお医者さん中小企業診断士!これだと思ったんだ。2年間はバラ色でとても楽しかったけど、楽しいことは飽きる。せっかく大学生になったんだから、勉強しよう!そして、少しでも、かっこいい俺を目指すぞ!そうだ!そのためには、まずは引っ越しをしようと思った。友達が頻繁にきたら勉強できないもん。父に話をしたら、引っ越しに賛成してくれた。中小企業診断士をとるためにTACという学校にいきたいと言ったら、その費用を出してくれた。私は、3年生から勉強をした。最初は伝票ってなに?からスタートだ。ほんでもって、まじめにTACで受講をしていたら、事務の人に呼ばれたのだ。
「諏訪さん、通信教育の方のために、録音と、ノートをとってくれませんか?やってくれれば、受講料は返還します。」
答えはもちろんイエス!35万返還され、父に言うとその35万円はお前が有意義に使えという。ありがとう!父上。そして、何があっても、TACを休めないってことで完全に自分を追い込めたね。強制的勉強だね。これが良かったのだと思う。1次試験に4年生の時、受かったのだ。2次試験の合格は社会人になってからだけど、とにかくよかった。当時1次試験の合格率は2割で、周りを見渡すとどう考えても劣っている自分がいるのに、受かった。なぜか?それは多くの出会いだと思う。
勉強をしている時、多くの大人と出会った。なぜか声をかけてくれた人がいる。私は年上の方に可愛がられる。その方は上場企業の大手コンサルティングファームの方。その方は、よくいろんなことに誘ってくれた。毎月、私を含め4人で飲み会をやった。そのメンバーが私には強烈で、その方と、私と、いまでは有名な税理士先生と上場企業の大手コンサルティングファームの副社長さん。これはラッキーだし、超勉強になった。でもたまに断っちゃう。大学生にとって、大人はときにうるさい存在じゃん。そのほかにも、大手化粧品会社の人事の方で、そもそも社労士の有資格者の方とか、何個かのコミュニティーに参加しながら勉強に励んだ。いろんな人にいろんな質問をした。人生は出会いとはよく言ったものだ。
私の大学生活、1年生・2年生の時の生活と、3年生・4年生の時の生活は、まったく別の人かのように違う。どちらも必要だったしここでの経験は、私の人生の財産である。
環境を変えることはとても大変だが、それには引っ越しという方法があったり、転職という方法、新しいコミュニティーに参加するといった方法がある。
私の場合、環境を変えるきっかけをくれた当時付き合っていた彼女は社会人であろうが学生であろうが関係ないと言ってくれたし、比べるとしても同じ土俵でないとわからなよねと言ってくれた。その彼女は、なんと私の妻になった。本当に感謝だね。
諏訪商店入社まであと2年

そして、ここでの教訓はこうだ!
「人生を変えたい時は、強制的に場を変えろ!強制的に引っ越せ!強制的に新しい世界に飛び込め!後戻りできないようにしたれ」だ

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